最大容量16TBのプロ向けSSD、ウェスタンデジタルより今月米国で発売

HDD大手メーカー、ウェスタンデジタルは、最大ストレージ容量16TBのSSD「G-Speed Shuttle SSD」を今月にも米国で発売する。

容量もさることながら、最大転送速度は2800MB/sとプロ向け仕様。価格は5099.95ドル(約55万円)〜となっている。

・HDDより使える!

これまで主流だったHDD(ハードディスクドライブ)に、SSD(ソリッドステートドライブ)が取って代わろうとしている。

SSDは高価なため、一般に浸透しているとは言い難いが、大容量が保存でき、しかも高速でデータ転送ができるとあってプロの世界では重宝されている。そうした時流をとらえての今回の新製品投入となった。

・7分で1TB転送

SSDが出始めたばかりの頃は、大容量といえばHDDに軍配が上がっていた。しかし近年、SSDの大容量化が進み、G-Speed Shuttle SSDは8TBタイプと16TBタイプの2種類。

これだけ容量があると、4K、8K、VR、HDRのデータを一カ所に集約でき、マルチストリームの映像編集なども快適に行える。

しかもThunderbolt 3を使っての転送速度は最大2800MB/sもあるので、リアルタイムでの映像処理も可能。1TBのデータ転送は7分ほどしかかからない。

気になる価格はというと、8TBタイプが5099.95ドル、16TBタイプは7599.95ドル(約81万円)。まだまだ高価ではあるが、4K、8Kのビデオ制作を行う、という人にはかなり便利なツールとなりそうだ。

G-Speed Shuttle SSD

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Techable

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