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優雅なグランピングと、原始的な狩猟を一度に体験してみた

優雅なグランピングと、原始的な狩猟を一度に体験してみた

山梨の河口湖にある「星のや富士」は、2015年に日本初のグランピングリゾートとしてオープンし、かなり話題になったのを覚えています。

なぜなら河口湖は、超がつくほど自分の地元だからです。

確かに観光地だし、富士山を目指す外国人もどんどん増えているし、避暑地として別荘の人気も高いエリアです。だけど、実際に高校時代までそこに住んでいた身としては、いわゆる普通の田舎で、「星のやの施設ができそうな場所なんてあったかな〜」と、少し懐疑的でした。

懐疑的と言えば、もうひとつ。

数年前から一気に使われ始めた「グランピング」という言葉にもなかなか馴染めず、「優雅なキャンプなんて楽しいの!?」と、ひとり悶々としていたのも事実です。

つまり今回は、いろいろなことを “確かめる” べく、2時間ほどかけて帰省と同じルートを辿りながら、東京から河口湖へと1泊2日の旅に向かったときのお話です。

「レセプション」で
切り離される

優雅なグランピングと、原始的な狩猟を一度に体験してみた

事前に案内された場所はフロントではなく、少し離れたところにあるレセプション。ここで案内を受け、グランピングに備えたバックパック(ヘッドライト・双眼鏡などが入っていて、デザインは自分で選べる)を受けとります。

強制的に「日常」から切り離されるわけですね。Jeepのラングラーに乗り、いざ客室がある場所へ。少し小高い山へと登っていきます。優雅なグランピングと、原始的な狩猟を一度に体験してみた優雅なグランピングと、原始的な狩猟を一度に体験してみた

「キャビン」で
河口湖の印象が変わる

優雅なグランピングと、原始的な狩猟を一度に体験してみた

キャビンと呼ばれる部屋から一望できる景色は、これまで自分が何度も見てきた河口湖とは違って、すごく静かに感じました。田舎なのでもともと静かではあるんですが、少し引いた山の上から、ゆったり見下ろす感じ。あとから調べたら、一番高いところで標高930mもあるとのことで、その景色の良さに納得。

駅前やホテルが密集しているところは観光地ならではの賑わいと、ある種の節操のなさがあるんですが、この大石という地域は、とても穏やかな時間が流れているんです。

ついテラスに出て、雲の流れや、湖のボートや、山の景色をボーっと見てしまいます。優雅なグランピングと、原始的な狩猟を一度に体験してみた優雅なグランピングと、原始的な狩猟を一度に体験してみた優雅なグランピングと、原始的な狩猟を一度に体験してみた優雅なグランピングと、原始的な狩猟を一度に体験してみた

その季節しか味わえない
「ジビエ」

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そしてディナーには、サーヴされるものをいただくだけでなく、自分が手を加えることで料理が完成する「参加型」のものがあります。

ちなみにこの日は、

・猪ベーコンとたっぷりきのこのスープ
・鹿スモークと秋野菜のジャーサラダ
・鹿ときのこのトマト煮込み
・猪と大きな椎茸のすき焼き仕立て
・日本酒のジュレとお米のアイスクリーム/きのこのチュイル

 

狩猟肉ディナーと、ふんだんにきのこを使ったメニューが体に染み渡る!

リアルなキャンプで実現するのは難しい、シェフが監修したハイクオリティなキャンプ料理は、“準備や片付けがなくてラクだから” というような理由ではなく、単純にそのおいしさにやられました。

春夏秋冬で素材も変わるので、シェフみずからも山に入り、地元猟師さんとタッグを組んで開発しているそうです。コースの流れも、温かいスープから始まり、最後はすき焼き風に煮込むなど、実際に昔ながらの猟師のライフスタイルと同じように組み立てられていました。優雅なグランピングと、原始的な狩猟を一度に体験してみた優雅なグランピングと、原始的な狩猟を一度に体験してみた優雅なグランピングと、原始的な狩猟を一度に体験してみた

深い森のなかで食べたことで、いつもより「いただきます」「ごちそうさま」という言葉の重みを感じつつ、お腹いっぱいになるまで堪能。

明日は、河口湖から30分ほど移動したところにある本栖湖へ行き、狩猟体験をさせてもらいます。

1泊2日のグランピングと、リアルな狩猟体験。どちらが良い悪いではなく、どちらもワクワクしている自分に気づき、いかに河口湖の魅力に気づかないままの10代を過ごしていたか、などと反省しながら、この日は眠りについたのでした。

後編へつづく優雅なグランピングと、原始的な狩猟を一度に体験してみた優雅なグランピングと、原始的な狩猟を一度に体験してみた

星のや富士

住所:山梨県南都留郡富士河口湖町大石1408
(※こちらはレセプションの住所です)
TEL:0570-073-066(9:00〜20:00)
1泊1室 45,000円〜

Photo by 稲垣正倫

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