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水カン・コムアイ「オチとしてすごく完成度が高い」 今一番好きな映画とは?

水カン・コムアイ「オチとしてすごく完成度が高い」 今一番好きな映画とは?
J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー『YA-MAN BEAUTIFUL STANDARD』。毎週1人のゲストが登場し、お話を伺います。4月3日(火)のオンエアでは、水曜日のカンパネラのコムアイさんが、大好きな映画の話を語りました。

映画を観るのが好きなコムアイさん。これまで観た中で特に好きな映画は2本あり、1本目はタイ人のアーティスト、アピチャートポン・ウィーラセータクン監督・脚本による『ブンミおじさんの森』(2010)。

コムアイ:今のところ一番好きな映画です。全編起きて観れたことはないんですが(笑)、大好きで何回も観てます。死生観を描いていた映画ですね。主人公が死に向かっていくっていうプロセスを描いているんですが、それ以外はちゃんとストーリーがあるところはあまりないというか……。もののけの描き方、目に見えないものの描き方が好きで、彼のユーモアの懐の深さというか、ユーモアで包んであってもアート映画としても成立するというか、こうやっちゃうとギャグになっちゃうからって遠慮するのは弱い映画だと思う。それが彼の強さだと思います。彼のインスタレーションも好きで、今生きている作家の中では、世界で一番好きかもしれません。すごく21世紀的だなと思います。

宮崎 駿監督が実写で映画を撮ったならこんなふうになるのかも? と思わせる、極めてオリジナリティの高い映像。カンヌ国際映画祭では見事パルムドールも受賞しています。

さて、コムアイさんが好きなもう一本の映画は?

コムアイ:北野 武監督の『あの夏、いちばん静かな海』(1991)です。去年か今年か観たんですが、めちゃくちゃよかったです。北野監督の映画で一番好きかもしれない。ピュアなラブストーリーで、役者が素人でも、演出の付け方が器用にはまっていて活かされているんです。だからたとえば真木蔵人さんが主役で、聾唖なのでしゃべらない役なんですが、そのおかげで真木さんの強い獣っぽさというか、皆が彼を大事にする感じがあたたかさになって出てる気がします。この映画はすごいですね。不思議なところに最後、オチがあるのも好きですね。言わないからわからないし、でも表情だけで十分わかるんだけど、わかった上でわからないみたいな、でも自分で決めることもできる……映画のオチとしてはすごく完成度が高いと思います。

コムアイさんが大好きだという映画2本、まだ観ていない方、気になった方はぜひご覧になってはいかがでしょうか?

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【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月・火・水・木曜 13時−16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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