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失敗しないソファ選びのポイントを整理収納アドバイザー・村上直子さんに聞いてきた

整理収納アドバイザーに聞く、失敗しないソファ選びのコツ

家族の団らん、友達とのおしゃべり、一人のリラックスタイム。どんなシーンにも欠かせないのがゆったり落ち着けるソファ。とはいえ、選び方を間違えると、狭く感じたり、なぜか落ち着かなかったり……。

そこで、整理収納アドバイザーの村上直子さんのお宅にお邪魔して、自分に合うソファ選びのコツを聞いてきた。
整理収納アドバイザー・村上直子さん宅のリビング。築28年の木造住宅だ|失敗しないソファ選びのポイントを整理収納アドバイザー・村上直子さんに聞いてきた

整理収納アドバイザー・村上直子さん宅のリビング。築28年の木造住宅だ自分に合うソファ選びの3つのポイント

デザインの好みは人それぞれだけど、これだけは押さえておきたい!失敗しないソファ選びの3つのポイントを紹介。気に入って買ったのに、しっくりこなかった……なんて後悔しないように、しっかりチェックしておこう。
床や壁紙に色に合わせたソファがしっくりなじんでいる、整理収納アドバイザー・村上直子さんの自宅のリビング|失敗しないソファ選びのポイントを整理収納アドバイザー・村上直子さんに聞いてきた

床や壁紙に色に合わせたソファがしっくりなじんでいる、整理収納アドバイザー・村上直子さんの自宅のリビング①.ソファを置く目的を考える

「使う目的によって、奥行きや高さの決め方が違ってきます」と村上さん。

奥行きが深ければ、ゆったり腰掛けたり、横になってくつろいだりできるが、テーブルでの作業には向いていない。逆に浅いと、ソファに座ったまま食事や書き物などの作業がしやすいが、リラックスした体勢がとりにくいというデメリットも。

また、高さは座面が低いとゆったりくつろげる反面、立ち上がりにくいので、膝や腰に痛みのある人やお年寄りには不向き。というように、使う目的によって「いいソファ」の定義が違ってくるので、リアルに自宅で過ごすことをイメージして選ぶことが大切だ。

【POINT】
・ソファはくつろぐ場所にしたい人=奥行きが深く、ゆったりできる形のソファを選ぶ
・テーブルと一緒に置いて食事や仕事をしたい人=浅めのしっかりしたデザインのソファを選ぶ②.座る人数と関係性でサイズを決める

サイズ選びは、部屋の広さにもよるけれど、「何人掛けにするかは、座りたいか、寝転がりたいかで、おのずと選択肢が絞られます」と村上さん。単純に3人家族=3人掛けではないのだとか。

「3人掛けといっても、広い部屋で大人3人が並んで座ることはあまりないので、たとえばカップルなら2人掛け、夫婦2人なら2人掛け+1人掛け、子どもがいる家族ならL字型の大型ソファか3人掛け+ビーズクッションというように、座る人の関係性を考えたい」というように、座る人との距離感をどう取るのかを考えるのも、賢いサイズ選びの秘訣のようだ。

【POINT】
・カップル=二人の距離が近くても気にならない2人掛けのソファなどがオススメ
・夫婦=離れて座ることもできる2人掛け+1人掛けなどのソファがオススメ
・子どもがいる家族=並んだり横になってくつろげたりするL字型の大型ソファ、各々のくつろぎ方ができる3人掛け+ビーズクッションなどがオススメ③.色味やトーンを抑えて小物で遊ぶ

部屋の印象を大きく左右するソファは、色選びも重要なポイント。

「ソファは存在感があるので、白やベージュ、薄いグレーなどベーシックな色を選ぶと、圧迫感がなく、飽きずに長く使えます」と村上さん。なかでもグレーは、アイアン、ステンレスなどとも相性がよく、ナチュラルにもモダンにも合わせられるのでオススメだそう。

ソファの色みをおさえた分、クッションやブランケットで色や季節感を足すのが村上さん流。これならインテリアの好みが変わっても、手軽にイメージチェンジができるはず。狭い部屋には1台2役のソファベッドを

1台で「ソファ」と「ベッド」の2役をこなすソファベッドは、一人暮らしの人や部屋を広く使いたい人にオススメ。ベッドの生活感を抑えられるのも魅力だ。

ソファベッドは、背もたれを倒してベッドにするタイプや、折り畳み式で座面を広げてベッドにするタイプ、リクライニング式でフラットになるタイプなど、種類が豊富だが、座り心地と寝心地の両方は得にくいので、普段、ソファとして使うことが多いのか、ベッドとして使うことが多いのかで選ぶのがポイント。

また、ベッドの下にもう1つベッドが入った、入れ子式のスライドベッドならベンチソファとして使うこともできる。

一人暮らしの人なら、収納として使えるだけでなく、急な来客の時のベッドに早変わり。

二人暮らしや子どもが二人いる家庭なら、2つベッドを買ったり2段ベットを設置するしかないと考えるところだが、入れ子式のスライドベッドなら低めで圧迫感なくスペースを広く使える。さらには布団もしまえるので、生活感を出さずにソファのような使い方もできる。
入れ子式のスライドベッドなら、日中は下のベッドをしまっておくことができる|失敗しないソファ選びのポイントを整理収納アドバイザー・村上直子さんに聞いてきた

入れ子式のスライドベッドなら、日中は下のベッドをしまっておくことができる寝る時だけ下のベッドを引き出して使える入れ子式のスライドベッド|失敗しないソファ選びのポイントを整理収納アドバイザー・村上直子さんに聞いてきた

寝る時だけ下のベッドを引き出して使える入れ子式のスライドベッド圧迫感のないソファで広々した空間に

狭いスペースにソファを置く場合、小さければいいとは限らない。実際の大きさだけでなく、できるだけ圧迫感のないものを選ぶことが大切だ。

たとえば、ひじ掛けのないものや背もたれに厚みのないものを選べば、幅や奥行きにスペースが取られず見た目もすっきり。背もたれの高いハイバックソファよりロータイプのソファの方が、天井が高く見えるので、開放的な印象を与えてくれる。

また、ソファ全体がカバーリングされたものより、木枠やスチールパイプ、アイアンなどのフレームがあるものの方が、圧迫感が少ない。床が見える脚つきのソファであれば、抜け感があるので、部屋の仕切りにしても邪魔にならないうえに、掃除がしやすいという利点も。

折りたためるソファであれば部屋を広く使いたい時はたたんで部屋の端に置いておき、くつろぎたい時は広げたりと、状況に応じて使うことができる。
床が見える脚つきのソファを選べば、掃除もしやすく、座面の下を収納スペースとして活用できる|失敗しないソファ選びのポイントを整理収納アドバイザー・村上直子さんに聞いてきた

床が見える脚つきのソファを選べば、掃除もしやすく、座面の下を収納スペースとして活用できるパッドをはずしてたためばコンパクトに|失敗しないソファ選びのポイントを整理収納アドバイザー・村上直子さんに聞いてきた

パッドをはずしてたためばコンパクトにソファはライフスタイルに合わせて選ぶべし!

では最後に、村上直子さんによる「失敗しないソファの選び方」のポイントをまとめておこう。

①.ソファは置く目的を考える
②.サイズは座る人数と関係性で考える
③.色味やトーンは抑えて、クッションなどの小物で遊ぶ
④.狭い部屋にソファを置きたい場合はソファベッドなど2wayデザインのものに
⑤.狭い部屋には重厚なソファは置かず、スッキリしたデザインのものを取り入れる

一人暮らしのワンルームでも、家族と過ごすリビングでも、ソファ選びのコツをつかむことで、後悔したり失敗したりすることなく、理想の空間に! そのためには、自分のライフスタイルを見直し、どんなソファが必要なのかしっかり見極めることが大切。

ソファは決して安くない買い物だから、自分に合うものをじっくり選んで、居心地のよい空間をつくろう。教えてくれたのは村上直子さん

整理収納アドバイザー、ルームスタイリスト、骨格スタイルアドバイザー。大学卒業後、銀行に務めた後、アフタヌーンティーリビングに勤務。現在は自宅でサロンを開くほか、快適な整理収納やインテリア雑貨の飾り方などの出張アドバイスを行う。Web:http://kiki-uchi-reset.com

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写真=竹下アキコ
文=鞍田恵子

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