村田倫子の東京お花見散歩。目黒川&六本木の桜は必見!
こんにちは、モデルの村田倫子です。
春ですね。
やっと顔をのぞかせてくれた心地よい季節。
暖かな陽気に誘われて、気持ちも自然に外へと向かいます。
春といえば、誰もが連想する桜。
開花のタイミングとお天気のご機嫌を見つつ、ひとりでふらっと桜を見に行ってきました。
目黒川沿いをのんびり歩きながら、桜のアーチを眺める
まずは東京都内での人気が年々増す、目黒川の桜へ。
中目黒駅を中心にした約4kmの川沿いの両岸に、約800本の桜が立ち並ぶ、東京屈指のお花見スポットです。
中目黒駅はJR東京駅、JR新宿駅から約20分と都心からのアクセスもよく、お買い物ついでにふらっと足を運べます。
駅を出てすぐに広がる満開の桜を眺めながら、歩きだします。
川沿いをピンクで染めるロケーションが、やっぱりずるい。
川を挟んで両サイドからしなだれるピンクの垂れ幕に、思わず足も止まります。
ピンクにほてったり、白く光ったり
桜のアーチは光のあんばいで、表情も変わります。
遠くから見ても近くから見てもかわいらしい。
このシーズンは、屋台もにぎわい、普段の澄ました一面とは違う表情の中目黒を楽しめるのも魅力的。
お花見散歩の醍醐味のひとつ、食べ歩き。
屋台で見かけた気になるドリンクやフードを片手に、のんびりお散歩するのが楽しいですよね。
さすが中目黒、屋台のブース空間も粋だなあ。
私は、さくら甘酒を飲んでみました。
カップの中に桜が散った、かわいらしい一杯。
桜がふわっと香る甘い飲み口に、目の前に広がる桃色の景色。
一年で一番きれいに着飾った川沿いに
胸も高鳴ります。
うーむ、幸せ。
ヨーロッパの田舎のようなカフェで、のんびりランチ
お昼の時間は、混雑する川沿いを避けて、商店街の方へ。
中目黒駅から徒歩6分ほど。
とてもおしゃれなモデルの友人からおすすめされた「ラ・ヴィア・ラ・カンパーニュ」。
ヨーロッパの田舎暮らしをテーマにした、ほっと力が抜ける空間。
ドアを開けた瞬間、パンの幸せな香りが鼻孔をくすぐります。
一階はベーカリーとお洋服が並ぶショップ、
二階にカフェスペース。
木漏れ日が差し込む店内。初めてなのに不思議と心地よい空気に、時間の流れを忘れます。
店名を冠したランチメニューの「ラ・ヴィア・ラ・カンパーニュ」(¥1,500)をオーダー。
厚切りのトーストの中に、チーズでふんだんにおめかししたミネストローネやベシャメルソースにトマト。
香ばしい風味とともに、幸せな味が口いっぱいに広がります……。
日常から切り離されたような、贅沢な時間に、おなかも心も満ち足りました。
モーニングは、パンビュッフェだそうなので、
今度は、休日にちょっぴり早起きして
朝からパンの香りに満たされたいな……。
さて、桜の魅力はまだまだ。
六本木でカクテルと共に幻想的な夜桜を観賞
日も暮れたころ、やってきたのは東京の真ん中、六本木。
中目黒駅から六本木駅までは、日比谷線で10分ほどです。
お目当ては、六本木駅から歩いて5分ほど、外苑東通りと芝生広場をつなぐ約200mの「ミッドタウン・ガーデン さくら通り」。
夕暮れとともに、桜の木々が幻想的にライトアップされます。
夜のライトに照らされた、あでやかな姿。
桜がひしめくミッドタウン・ガーデンの一角には、繊細で香り豊かな「CHANDON」の、ボトルインスタレーションがたたずんでいました。ボトル前にあるグラスに乾杯すると、華やかな光の演出を楽しむことができます。
ここでは、桜と共に、この時期限定のドリンクやフードがいただけます。
春限定のスペシャルカクテル
シャンドンロゼ ストロベリーと共に(¥850)をテイクアウト。
しゅわしゅわピンクの気泡に浮かぶいちごがキュート。
夜桜を眺めながらの一杯、うーん最高ですね。
ほろ酔いな視界に浮かぶ幻想的な景色に、うっとりな夜でした。
ライトアップされた夜桜も素敵ですが、同じ場所に朝に行ってみるのも、また楽しいもの。
六本木駅周辺のホテルに宿泊して、ぜひ体験してみてください。
朝の六本木で別の顔を見せる桜を愛でる
六本木周辺は、朝の顔もきれい。
六本木駅から徒歩6分ほどの毛利庭園では、
池をぐるっと囲んだ桜並木が楽しめます。
日本の奥ゆかしい古風な風景と都心を象徴する六本木ヒルズは、一見ちぐはぐなコラボ。
だからこそ強く惹きつけられます。
夜に見たミッドタウンの桜は、太陽の光に照らされると、打って変わってこの表情。
まるで別人ですね。
アーバンな風景に溶け込む桜は、東京ならではの醍醐味。
かわいらしい桜も、凛とシャープに感じます。
ひとり散歩だと、早朝からの場所取りも必要なし、好きなスポットで気がすむまで思いにふけるのもよし。なんていったって自由なんです。
ひとりお花見、存分に桃色の景色に浸る贅沢な時間に、肩の力がすーっと抜けて、よいリフレッシュになりました。
春しか顔を見せてくれない桜。
どんな瞬間でも、魅惑的な表情を見せてきて、目を合わせるたびにドキッとする。
ずっと寄り添っているのに、飽きなく好きが募る。
一年の短い時期だけというはかなさと美しさが、私たちの心を捉えて離さない魅力なのかもしれませんね。
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