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【藤原和博×西野亮廣の未来講座②】「お金」とは何か

 

売れるものと売れないもののわかりやすい線引きは、生きていく上で必要であるか否か。

 

米は必要であるから売れる。

 

僕の絵本なんか生きていく上でさして必要でないからそれは売れにくいよな(笑)。

 

作品っていうのは生きていく上で必要ではないけど、世の中の作品がすべて売れていないなら話はここで終わるんだけど、売れている作品があるでしょ?

 

僕のことでいうと、シンガポールのマーライオンの置物、買っちゃったんだよ。

 

いる?

 

あれ(笑)。

 

いらないよね、でも買っちゃったんだよ。

 

宮島に行ったときも「宮島」って漢字で書かれたペナント、あれ買っちゃったんだよね。

 

これまで生活してきた中でそろそろペナント欲しいなって思ったことある?

 

ないでしょ、でも買っちゃったんだよ。

 

【21世紀型スキル総合コース 第2回】藤原和博×西野亮廣による「お金」とは何か

 

本はあまり売れないんだけど、演劇のパンフレットって劇場のロビーで超売れているの。

 

演劇のパンフレットって20ページとかペラペラで4000円くらいするのに売れている。

 

なぜか。

 

僕たちは作品にはお金を出さないけど、思い出にはお金を出すんだよね。

 

つまりお土産って、なんか買っちゃってる。

 

スマホが出てきていろんな仕事がなくなっているのに、お土産屋さんってめちゃ元気やんか?

 

(笑)。

 

お土産屋さんってなんで潰れないんだろ。

 

なぜ僕らはお土産を買っちゃうんだろう、って考えたときに、それはその時の思い出を思い出すのに必要な装置であるから。

 

例えば楽しかったシンガポールの思い出とか、すごく感動させてくれた演劇とか、お土産は本だとかCDとか作品側にカテゴライズされるのではなく、水や米やパンだとか冷蔵庫のように生活必需品なんだ。

 

だから売れるんだ。

 

お土産は生きていく上で必要なんだ。

 

これだ!それなら自分の作品をお土産化しちゃえばいい。

 

お土産をお土産化するには何が必要かっていったらその前の体験だよね。

 

体験が前にないとお土産は成立しないからね。

 

僕はそのとき絵本を3作描いていたから原画が150枚くらいありました。

 

これを無料で貸し出して全国誰でも原画展を無料でやってくださいという風にした。

 

長崎では中学生の女の子、広島ではサラリーマンの方が、名古屋では中学生の男の子、横浜ではOLさんが、札幌では町長さんが全国各地で西野亮廣原画展をやってくれて。

 

その代わり、無料で貸し出す代わりに出口で絵本を売らせてくださいねって言ったら超売れた。

 

本が本として売れたのでなく、絵本原画展のお土産として売れた。

 

この仕組みさえ作ってしまえば、僕の原画展をやめない限り、僕の本はずーっと売れ続けるよね。

 

こうすると、理論上100万部売れるじゃん?

 

あとはそれが5年かかるのか、アイデアをかけあわせて1年で達成するのかだけのこと。

 

理論上、僕の絵本がヒットしないというのはなくなった。

 

【21世紀型スキル総合コース 第2回】藤原和博×西野亮廣による「お金」とは何か

 

ちなみに本は出したら2週間くらい平置きで、3週くらいで棚差し、4週くらいで消えていくのが通例で、この期間で売ってくださいっていうルールがあってね。

 

でも本だよ?

 

ピーマンやナスじゃないんだから。

 

腐らないんだからさ、賞味期限もないし。

 

絵本は5年後も10年後も価値は下がらないのに八百屋みたいにこの期間で売ってくださいっていうのはよくわかんなくて、それは本屋の都合だから、5年後も10年後も売れる場所をデザインする必要があったの。

 

本丸は原画展のお土産であって、本屋さんで売れたらラッキーくらいに思ってる。

 

これがひとつね。

 

これが売る方法のひとつ。

 

全部にトレースできると思う。

 

人は体験に流れているから、フェスだとかね。

 

2つ目はやっとお金の話、クラウドファンディングの話しです。

 

『えんとつ町のプペル」を描こうとしたとき、最初は1人で描き始めたんです。

 

でもあるとき、そもそもなんで絵本て1人で作ることになっているんだろう、と思ったんですよね。

 

たとえば映画だったら分業制だよね。

 

監督がいて役者さんがいて、音響さんだとかいろんな方がいてそれぞれの得意分野を持ち寄って一つの作品を作るでしょ。

 

会社組織もそうだよね、社長がいて秘書がいて部長がいて。

 

『ONE PIECE』だって、尾田栄一郎さんが1人で作っているわけじゃないでしょ?

 

背景を描く人がいたり。

 

世の中のほとんどのものが分業制で回ってるのに、絵本だけはなぜか1人でつくることに決まっている。

 

空を描く仕事、建物を描く仕事とキャラクターをデザインする仕事、色をつける仕事、それぞれ微妙に業務内容が違う。

 

つまり、空を描かせたら誰にも負けないって人もいるだろうし、空は描けないけど魅力的なキャラクターは描けますよっていう人もいるだろうしね。

 

だったらそれぞれのプロフェッショナルが集まって、超分業制で絵本作ったらとんでもない絵本ができるんじゃないか。

 

誰も見たことない絵本ができるはず。

 

でも、問題は、こんなアイデア誰だって思いついているはずなんだけど、このアイデアは実現されていないってこと。

 

実現されていないには何か理由がある。

 

理由は何か。

 

答えは結構簡単で、お金だったんです。

 

絵本は市場が小さいからそもそも売上が見込めない。

 

だから制作費を潤沢にかけることができず、スタッフさんに払う給料も用意できないから、1人で作るしかないんです。

 

こういう理由で絵本はずっと1人で作られてきたんです。

 

であれば、お金さえ用意してしまえば、超分業制の、誰も見たことのない絵本ができるんじゃないか。

 

【21世紀型スキル総合コース 第2回】藤原和博×西野亮廣による「お金」とは何か
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