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花見の季節にスマホでキレイに桜を撮る! プロの写真家が使う5つのテクとは?

この季節にもっともSNS映えするものといえば「桜」ですよね。その美しさをスマホに収めようとシャッターを切っている人の姿があちらこちらで見受けられます。

しかしながら、撮った写真を見てみると……なんか違う。目にした感動や夜桜の美しさが写し撮れていない、どうもしっくりこない、そんなモヤモヤを抱いている人も多いのではないでしょうか? それ、ちょっとした撮影テクニックで解消するかもしれません。

そこで今回は、「iPhoneを使って、桜の写真がグッと良く見える簡単テクニック5つ」をプロのカメラマンに教えてもらいました。なお、なるべく多くの人が同じ条件で試せるように、iPhone標準のカメラ機能でできることに限定してますが、Androidでも使えるテクニックです。

iPhone Xで桜を撮影

①人も風景の一部として割り切る

花見会場での撮影で避けられないのが、満開の桜に集まる人々が写り込んでしまうという問題。

こういった場所では、人が写り込むのを避けられる位置を探したり、桜の花に近寄って撮りたくなります。でも、そこにこだわりすぎるのは本末転倒。いい写真はなかなか撮れません。

そんなときは、「人も風景の一部」として割り切り、あえて少し離れた場所から桜の木全体をきれいに写せる場所を探しましょう。人が集まっている場所から桜の木をはさんだ逆サイドが狙い目です。写る人も小さくなり、それほど気にならなくなります(ただしSNSなどで公開する場合は人の写り込みに配慮しましょう)。

その際、太陽を背にして撮影すると、桜にきれいに太陽光が当たって色を正確に写しとるができます。この太陽を背にした状態を「順光」と呼びます。

【プロの作例】
桜から距離をとって今回はiPhone Xで撮影。奥に写る人たちも小さくなり、気にならなくなる。また、桜全体に光が当たっている「順光」の状態なので、幹の黒さ、ゴツゴツした無骨な様、淡い色の花とのコントラストが良い感じに。

プロカメラマンが撮る新宿御苑の満開の桜
手前に桜を入れることで花見客が気にならない

【やりがちな例】
1)少し離れた位置から撮影する場合は、手前に人が大きく入らないように注意。

新宿御苑のしだれ桜に集まる花見客

2)人だかりを避けるため花に寄ったものの、花そのものも背景もどちらも生かされていらず、中途半端な写真に。

新宿御苑のしだれ桜のアップ

②スマホのデジタルズームは使わない

遠くにある桜を撮影するときは、桜を大きく写したいという気持ちから、スマホ画面をピンチアウト(拡大)して、デジタルズーム機能を利用したくなります。でも、そこでちょっと我慢。

デジタルズームは、写真の一部を拡大する機能なので、そのぶん画像が粗くなります。また、たとえ桜が小さくなっても、風景に溶け込ませることで、桜の魅力をより引き立てることもできます。池や川沿いなら、桜が水面に映った構図などを狙ってみるのもいいでしょう。

【プロの作例】
離れた場所から、iPhone Xでズームを使わずあえて桜を風景の中の一部として撮影。水面に映った桜、落ち着いた自然の緑、空の3つに分かれた背景の中央でしっかりとした存在感を桜が示し、きれいな構図に。水や緑の落ち着きが、桜の淡いピンクを引き立てているのもポイント。

新宿御苑の池のほとりに咲く満開の桜

【やりがちな例】
池のほとりに咲く遠くの桜をiPhone Xのデジタルズームで撮影。桜は大きく写っているものの、中途半端な構図に。よく見ると画像も粗くなる。

新宿御苑の池のほとりの桜をズーム撮影

③逆光を利用して印象的に

太陽などの光を背にして撮影することを「順光」と言うのに対して、光を正面にして撮影することを「逆光」と言います。太陽光が明るく、その手前にある本来写したい人やものが影になって暗くなってしまうので、一般的には避けた方がよいとされています。

一方、順光で撮るときれいな色味が出るものの、教科書や図鑑のような面白みに欠けるものになりがちです。逆光を上手に利用することで印象的な写真を撮ることもできます。

特に桜の花びらのような薄くて淡い色のものは、光を透かして撮影することでドラマチックな写真になります。スマホで撮影する場合は、被写体をタッチすることで明るさの調整ができるので、逆光で撮影する場合はぜひ利用してみましょう。

iPhoneのカメラで露出補正・調整をする方法
被写体をタップすると、黄色い枠と「太陽マーク」が表示される。このマークを上下にスライドすることで、写真の明るさを調整できる

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