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肩こり・頭痛の原因? 若者に急増の「スマホネック」解消法を整体の先生に聞いてきた

オッサンになると、体の節々にガタがくる。20代も前半のうちは体力にものを言わせて無茶な働き方ができたとしても、30を過ぎると無理がきかなくなる。そのうちにふと、自分はもう若くないことに気づくのだ。頭痛、肩こり、目の奥の痛み、不眠……慢性的な体調不良に悩まされ、なにかに憑かれているんじゃないかと心配するこの男、TIME & SPACEの編集・H(46)もそんなひとりである。


座っているときの姿勢がとにかく悪い編集・H

その編集・H、自分の体調不良は加齢のせいではなく、若者に流行りの病気に違いないとのたまい始めた。テレビで紹介されていた「スマホネック」の症状が、自分の健康状況と完全に一致したのだという。

最近ではまだ体力に満ち溢れているはずの10代、20代のあいだでも、スマホネックによる肩こりや頭痛に悩まされる人が増えているそうだ。そんな現象がスマホに関係あるのだとすれば、TIME & SPACEとしては解決法を探らねばなるまい。編集・Hに連れられて、スマホネックの治療を行っているJCC池袋整体院を訪れた。

スマホネックは、頭を重くする

スマホネックは病気ではなく、体の状態を表す名称である。正常な状態だと人の首は横から見たときに反り返るようなカーブを描いているが、このカーブが小さくなり、7個ある頸椎(首の骨)の弯曲が30°以下になった状態を指すらしい。別名、ストレートネック。首が真っすぐになるだけで、肩こり、頭痛、めまい、集中力低下、不眠や抑うつ状態などが表れるという。

原因としては、次のようなことが考えられる。

・長時間、同一姿勢でいることが多い
・スマホやパソコンを使うとき、視線を下に向けている
・座るときに骨盤が倒れ、腰が曲がった姿勢になる

先に述べたとおり、スマホネックとは首のカーブが小さくなることで起こる。編集・Hも最初は、首をバキボキっとやってもらえば体調がよくなると思っていたらしい。なのに、なぜ座り方や骨盤の向きが問題になるのか? ……簡単にいうと、すべての骨はつながっているからである。福井院長に解説していただこう。


福井由司(ふくい・ゆうじ)/JCC池袋整体院院長。日本カイロプラクティックカレッジ卒、カイロプラクティックから美容整体、骨盤・姿勢の矯正までオールマイティに施術する整体歴28年のベテラン。特技は「せぼね占い」

スマホネック自体は、何年も前からあります。昔は『頸椎(けいつい)の前弯(ぜんわん)現象』なんて難しい名前で呼ばれていたのであまり一般的に知られていませんでしたが、その形状のせいで健康状態が悪化する人が増えたので、首の形を表す『ストレートネック』という名前で呼ばれるようになりました。今また、スマートフォンを使うときの姿勢が原因で増えているから、啓発のために『スマホネック』とか『スマホ首』という呼び方をするようにもなったんです。

特徴的なのは、ただの肩こり・頭痛ではなく、さまざまな自覚症状をともなうこと。めまいやふらつき、吐き気、目の奥が痛い、重い、元気が出ない、疲れが抜けない、眠りが浅く途中で目覚めてしまう……」


「ぜんぶオレの症状やんけ……」(編集・H、心の声)

福井さんの印象では、スマホネックが急増したのは「平成生まれの人たちが社会に出たくらいから」。骨盤の角度が悪い、身体が薄い、頭がうつむきがち……こういった変化が目立つようになった。


背骨といっても、部位によって形も役割も違うらしい。腰からみぞおちのあたりまでは、体重を支えるために、ひとつひとつの骨が太く頑丈。胸から首へ上がると可動域が大きくなり、細くなる

「人の頭というのは4~5kgの重さがあって、こんなふうに背骨の上にのっています。正しい姿勢で立ったり腰かけたりすると骨盤がまっすぐになり、身体の軸の上に頭がのるので構造的に問題なく支えられます。ところが、スマホやデスクワークで頭を下に向けると、4~5kgの頭が前に出るんです。これがどういうことかは、体感してもらった方がいいでしょう」


5kgのおもりを持たされる編集・H。脇を締めて持ってもズシっとくる


重心を前にずらすだけで……


「重っっっ!?」(編集・H)

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