Tesla、Uberに続きWaymoも! 自動運転トラックでの輸送を間もなく開始

Googleの親会社Alphabet傘下のWaymoは、自社開発した自動運転技術を搭載したトラックによる輸送を、米国アトランタ州で間もなく開始すると発表した。

完全に無人でというわけではないが、自動運転で道路を走る。年内にはアリゾナ州フェニックスで完全無人のパイロット事業を行う。

・実用化は目前

自動運転トラック市場がにわかに熱を帯びてきた感がある。というのも、Techableでも紹介したが、つい最近TeslaUberも自動運転トラックの試験運用を始めたからだ。

いずれも車体やソフトウェアは完成していて、テストを重ねて改良を図る段階。実用化は目の前だ。

・各社が開発競争

Waymoが自動運転トラックを開発するのは自然な流れだろう。そもそもWaymoは自動運転技術開発の会社なのだから。先日は同社の自動運転バンが公道を走る様子を収めた360°映像を公開。それを観ると、技術の高さが明らかだ。

この大手3社以外にもEmbark、Convoyといった企業も自動運転トラックの開発を手がけ、各社がしのぎをけずっている。排出ガス抑制という環境面でのメリットに加え、労働力と安全性の確保、コスト削減にも貢献するとあって、需要があると踏んでいることを意味する。

Waymoは当面、Googleデーターセンターの荷物を運ぶのに使われる模様だが、米国では乗用車より先に「トラックは自動運転が当たり前」の時代がやってくるのかもしれない。

Waymo

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Techable

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ウェブサイト: https://techable.jp/

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