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いきものがかり、曲のテーマは“死”…水野が名曲「春」にこめた思い

いきものがかり、曲のテーマは“死”…水野が名曲「春」にこめた思い
J-WAVEでオンエア中の「SONAR MUSIC」(ナビゲーター:藤田琢己)。毎週木曜は、いきものがかりの水野良樹とお届けしています。3月8日(木)のオンエアでは、水野がいきものがかりの曲と死をテーマに語りました。

■曲作りに共通のテーマは“死”

いきものがかりはハッピーなことを歌っているグループと思われがちですが、水野が歌を作るときは、「死という終わりが必ず来る」ということをテーマに考えているそうです。

水野:死は全員に必ず訪れるものであって、こんなにポピュラーなことはほかにないから、テーマになりやすいのかもしれません。
藤田:なるほど。
水野:いきものがかりのように、いろんな人に聴いてほしいと思っているグループは、意識してないといけないんじゃないか、とずっと思ってるんです。以前、10代のラブソングを書いていたときに、当時の現場ディレクターに「恋は永遠に終わらない」というフレーズにした方がいいんじゃないか、と提案されたことがあって。10代の子が主人公だからそれは分かりやすいけど、私は「恋は終わるし、いつかは死ぬから」と言って、拒んだことがあるんです。ディレクターはドン引きしてましたけど(笑)。

■終わりがあるからこそ、大切に

水野は「終わりがあるからこそ、この恋を大切にしよう」と思うことが大事で、恋の歌にも終わりがあることを意識するようにしているそうです。放送では、水野が20代の前半に書いた曲、いきものがかりの「茜色の約束」を紹介しました。

水野:結婚をテーマとして与えられてたんですけど、いろいろと想像してたどり着いたのが「いずれ死ぬ」ということであって。愛を約束したふたりが、どうしても訪れる死という別れの時に、「幸せだった」と言えるように、毎日を思い合って生きていこうという歌にしたんです。

■水野が気づいた、“死のあと”って?

当時は若かったこともあり、「自分の死にしか意識がいかなかった」と水野。年齢を重ねていくにつれて、身近な人の死を経験することで、“死のあと”があることに気づいたそうです。

水野:家族や友達など、他者の死に出会ってしまうことを、途中から気づいたんです。これはみんなも経験することであって、誰かの死によって残される人が聴くべき歌を書かなければいけないんじゃないか、という思いになっていったんです。

水野は「残された人は、その人の思い出を抱きながら生きていかないといけないから大変だ」と話していました。

水野:中には「なぜ、自分だけが生き残ってしまったんだ」とか「自分だけが楽しい思いをしていいんだろうか」と、残ることの辛さもあって、どうやって死に向き合っていけばいいのかと思うこともあるんです。

ちなみに、いきものがかりの「春」は、水野が親類の死を経験したときに書いた曲。その人が大事にしたものを守らなければならない立場になり、どのように希望を抱いて生きていくか、を書いたものだそうです。 

水野:残された人にとって明日を生きることは、とても残酷で過酷なことでありますが、生きている人にしか与えられない希望というのも残されるので、そこが繋がっていければいい……と気持ちもこめて、この曲を書きました。

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【番組情報】
番組名:「SONAR MUSIC」
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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