論文じゃなくて恋文? 愛知医科大が「彼女と別れる手紙を書く」小論文を出題して「難問」の声

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大学の入試問題の小論文というと、学科に関連した内容のテーマを数百字でまとめるといったものが一般的ですが、愛知医科大学では一風変わった問いが出題されていた模様。ある『Twitter』ユーザーがその問題をツイートして話題になっていました。

受験生 「青春を捨て彼女も作らずに今まで一心不乱に勉強した結果をここで出す」

大学 「別れる彼女への手紙を書け」

受験生 「O-oooooooooo AAAAE-A-A-I-A-U- JO-oooooooooooo AAE-O-A-A-U-U-」

3年くらい付き合っていて、結婚の約束をしている相手がいるのに、別に好きな人ができたから別れる手紙を書け、という内容! たしかに将来的にそんな場面があるかもしれないので「人生勉強」なのかもしれませんが、入試の問題としては不意打ちな印象です。

この小論文に対しては、「難問」「男子校出身者をころす」といった反応があったほか、「論文じゃなくて恋文」といった声も。

一方で、「簡単に書ける」といった人も多く見られました。ほかのユーザーは次のようにツイート。

こんなん推しに書くと思えばいくらでも涙を流しながら書けるよ

また、「人間性を把握できる」といった声も。立命館大学総合心理学部の斎藤清二教授はこのようにツイート。

これってマジレスすると、「bad news telling(悪い知らせを告げる)が適切にできるかどうかのcompetence(能力)」を問うているんだと思う。本来は入学の選抜目的に用いるべきではなくて、在学中に教育・訓練し、卒業試験で評価すべきだと思う。

「模範解答が知りたい」という声もあった愛知医科大の小論文問題。実際に記述力だけでなく想像力や人間性まで問われるという、意外に高度な問題だともいえそうです。

※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/Ya7river/status/969555003122724864 [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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