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儲からなくてもやる…NASAの開発者が語る、宇宙探索の未来

儲からなくてもやる…NASAの開発者が語る、宇宙探索の未来
J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。2月19日(月)のオンエアでは、NASAジェット推進研究所で火星探査ロボットの研究に従事している小野雅裕さんがゲストに登場。火星の実態を伺いました。

小野さんは1982年生まれの35歳。東京大学、マサチューセッツ工科大学を経て慶應義塾大学に助教として就任、現在はNASAの中核研究機関にあたるジェット推進研究所(JPL)で研究を続けています。

NASAに勤務したは、海王星まで行った宇宙探査機「ボイジャー」がきっかけ。宇野さんにとって、「ボイジャー」は小さい頃からの“ヒーロー”のひとつだそうで、それを開発したのがNASAのJPLだったからだと話しました。

宇宙といえば、先日、イーロン・マスクさんが立ち上げたSpaceXが、再利用可能ロケット「Falcon Heavy」の打ち上げに成功しました。これには小野さんも興奮したと語ります。

小野:純粋に興奮しましたよ。NASAとSpaceXって一般で思われてるような競合関係ではなくて。僕らはロケットに乗るものを作るのがメインで、向こうは宇宙に行く手段を安く手軽にしているので、イケイケという感じです。

マスクさんは「2024年には人類を火星へ送り込む」と発言していますが、その火星のローバーを研究しているのが小野さん。自動運転、ロボットの自立化と知能化の研究がメインだそう。

火星は映画『オデッセイ』で描かれたように、荒野が広がる寒冷砂漠。ごく稀に雪が降ったり、ときには雲が浮かんだり……氷や霜もあり、完全に死にきっていない星なのだそう。二酸化炭素がメインで大気圧が地球の約100分の1。火星が寒冷砂漠になった原因は大気がなくなったためといわれているとのこと。2020年に打ち上げられるローバー「マーズ2020」などこれから火星に行く探査機は、「なぜ水をたたえた豊かな惑星が寒冷砂漠になったのか」という謎や、太陽系の誕生と進化の秘密を解き明かしてくれるかもしれません。

そんな宇宙探査の未来について小野さんは次のように語っていました。

小野:ビジネスになることはNASAじゃなくて民間がやるべきだと思っています。反対に、1円にもならない、儲からない、でも世の中にはやるべきことが人類にはあって、それをやるのがNASAの役割だと思います。

小野さんは最後に「地球外生命が見たいですね、その発見に一部でも貢献できたら、これほどうれしいことはないです」と、夢を語ってくれました。

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【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時−9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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