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圧倒的臨場感で学習意欲・効果もアップ? TOEIC® ENGLISH CAFÉで「VR英会話」を体験してきた

VRゴーグルをかけると、そこはシドニー!

ICTの進化は様々な分野に影響を与えているが、教育も例外ではない。教育(Education)へのICT活用はEdTech(エドテック)と呼ばれ、注目を集めている。デジタル機器とインターネットを駆使したオンライン英会話などはその代表例であり、英語学習の新しいスタイルとして急速に浸透しつつある。

そのようななか、近年話題のVR(Virtual Reality)を活用したユニークな試みが行われた。日本でTOEIC Programを実施、運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は、楽しみながら英語で話す場を提供することをテーマに期間限定で六本木ヒルズにオープンした「TOEIC® ENGLISH CAFÉ presented by IIBC」にて、KDDIの協力のもと、楽しく英会話をする場のひとつとして「VR英会話」を導入。来場者から注目を集めた。


1月17日から1月19日までの3日間、六本木ヒルズ・ヒルズカフェに期間限定オープンした「TOEIC ENGLISH CAFÉ」


英会話イーオンの教師とコミュニケーションできるフリートーキングテーブル

「VR Journey at TOEIC® ENGLISH CAFÉ ~Powered by KDDI~」と題されたそのコンテンツは、体験者が専用のVRゴーグルを装着し、通信回線で接続されたオーストラリア・シドニーにいるネイティブスピーカーとリアルタイムでコミュニケーションできるというもの。


リアルタイムの中継システムはKDDI VRの映像ライブストリーミング配信システムを活用。東京とシドニーは約7,800km離れているが、その距離を感じさせないほど画質は鮮明


VRによる英会話体験は4人一組で行われ、体験時間は約15分

指定された席につき、VRゴーグルを装着すると……そこはもう360°シドニー! ただのVR動画ではない。VR通信でリアルタイムのシドニーなのだ。

まず、現地にいるネイティブスピーカーがシドニーの様子を紹介。視線を左右に振ると、右手にはシドニー湾越しにオペラハウス、そして左手にはハーバーブリッジが見える。そして、お互いの趣味や好きな映画について会話を交わす。言葉はもちろんすべて英語。360°見渡せるので、まるで自分が本当にシドニーを旅しながら現地の人と会話しているかのような感覚になる。この臨場感はVRでしか味わうことはできない。

教育分野における「VR」と「通信」の可能性

今回の「VR Journey at TOEIC®️ ENGLISH CAFÉ ~Powered by KDDI~」を体験した一般の来場者にも感想を聞いてみた。

「VRは今回が初体験です。臨場感がすごくて驚きました。ただ英語を聞くだけでなく、本当に現地を旅しているような感覚でネイティブスピーカーとリアルタイムでコミュニケーションできるので、生きた英語を学ぶのに役立ちそうですね」(大西彩世さん・アパレル勤務)

「いまアメリカの大学に通っていて、一時帰国中にたまたまこのカフェのことを知り、面白そうなので立ち寄ってみました。VR、すごいですね。臨場感は想像以上。普段自分が接しているアメリカ人の英語とオーストラリア人の英語の微妙な違いが体験できてよかったです」(柳川大貴さん・学生)

現時点ではゲームをはじめとするエンタテインメント用途で使われるイメージが強いVRだが、今回の取り組みはその技術を英会話に応用したものだ。「TOEIC ENGLISH CAFÉ」を企画したIIBCの志摩幸枝さんは、VRを導入した狙いについて次のように語る。

「今回はKDDIさんの協力のもと、楽しく英会話をしていただく場のひとつとして、VRを導入しました。VRを活用した取り組みは今回が初めてでしたが、現地のネイティブスピーカーとリアルタイムで双方向コミュニケーションをとれるというのはVRならでは。来場者の方々にとって貴重な体験になったと思います。英語や英会話に関心のある方々から『英語を話したいけどなかなか機会がない』『ネイティブを前にすると緊張してうまく話せない』といった声をよくいただきますが、そういった方々にとってVRが英語を楽しく学ぶきっかけになるといいですね」

「VR」と「通信」というふたつのテクノロジーが組み合わさることで、遠く離れた場所にいるネイティブスピーカーと臨場感をともなった双方向コミュニケーションが可能になる。それは英語学習の新しいスタイルとして確立されていくのだろうか? 今回の取り組みや体験者の反応を見る限り、その可能性は十分にありそうだ。

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