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「恐怖の大王」が目覚めた!? 株式市場で今起きていること

「恐怖の大王」が目覚めた!? 株式市場で今起きていること
J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。2月13日(火)は、劇的な動きをみせる株式市場に注目しました。

2月5日、ニューヨーク株式市場ダウ工業株30種平均は、2008年のリーマンショック時を上回る1,175ドル安という暴落、それを受け東京市場も1,000円を超える大幅な下落になりました。「景気がよい」と言われてきた株式市場で今、何が起きているのでしょうか。みずほ証券株式会社調査部ディレクター、田口廉太さんをゲストにお迎えし、解説していただきました。

株式市場の下落の要因について、田口さんはこう話します。

田口:最初は何が起こっているか全くわからなかったんですが、最近要因がだんだんわかってきました。金融派生商品が大きな影響を与えていて、これが株式市場だけで需給を悪化させたと考えられています。そのため、為替市場や金属製品などのコモディティ商品の市場は一切動いていないんです。
別所:実体経済とはあまり関係がないということでしょうか? どう捉えたらいいのでしょう。
田口:為替市場や商品市場が動いていないところを見ると、実体経済とは直接関係ないところで動いていると言えるでしょう。金融派生商品が動くことで、投資家のセンチメントが急激に悪化した、自動的に株を売らなければいけない人たちが出てきた、ということだと思います。

一連の動きについて田口さんは「過去数年、静かだった“恐怖の大王”が突然2月になって目覚め、マーケットを動かした」と表現しました。

田口:株式市場には「投資家が恐怖を感じているか、いないか」を示す指数があります。“恐怖指数”と呼ばれています。正式名称は「VIX指数」です。投資家は恐怖指数が上がっているときは株式を減らします。指数が下がると、“安心して投資できる環境”と考えて株式投資を増やす、といった行動がみられます。

田口さんによると、今は「恐怖の大王を眠らせていた麻酔が切れた」状態とのこと。

田口:景気が良いので、アメリカの中央銀行が金利の引き締め方向になっていた。わずかながら金利が上がって株式市場が下がったので、それが恐怖の大王を目覚めさせてしまったんです。

この動きは健全だと言われていますが、「それが恐怖指数を増幅させてしまったのは今までなかったこと」とのこと。ただ今回の暴落は、下げ幅は大きいものの、下げ率はそれほど大きくないので、健全な動きと言えるのだそうです。

今後の見通しについては、「今回は非常にエネルギーの大きい下落だったので、余震は1〜2回あるかもしれません。ただそれを超えると投資家も冷静になり、積極的な株式投資を再開するするのでは」と予想していました。

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【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時−9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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