【日曜版】「あ、これ、ホントに蒸れない!」サンコー、『USBスッキリマスク2』を借りてみた

マスク

依然猛威を振るう2009年新型インフルエンザ。2009年6月中旬には世界保健機関がパンデミック(世界的大流行)を宣言しました。症状は極端に重いものではないと言われていますが、アメリカやメキシコなど感染が大きく広がっている国では死亡者も出ています。日本でも5月上旬に初の感染者が確認され、厳戒態勢がとられています。国中でマスクが商店から無くなり、インターネットオークションでは10倍近い値段で取引されたりしました。

やっとマスクが手に入ったとしても、普段から使い慣れていない人にとっては、鼻や口を覆うマスクは少々煩わしさを感じてしまうもの。インフルエンザになって仕事を休むわけにもいかず、息苦しさや蒸れに悩まされながらもパソコンに向かうビジネスマンは少なくないと思います。
そんな中、様々なUSBグッズを中心におもしろガジェットやちょっと怪しいガジェットを扱うサンコーレアモノショップにて『USBスッキリマスク2』(以下スッキリマスク2)を発見し、お借りしました。

スッキリマスクシリーズは一般で販売されているマスクの上にさらにあてて使うもので、使用する事によりマスクをしたときの息苦しさや群れをスッキリ軽減する事ができます。
スッキリマスク2は先に販売されていた『USBスッキリマスク』(以下スッキリマスク1)の第2弾なわけですが、スッキリマスク1は2つのファンから外の綺麗な空気を吸収し内側を快適にしていました。しかしその2つのファンから出る音が少々大きめで風量調整もできないため、快適ではあるが周りに気を遣わなければなりませんでした。

そこで改良されたのがこのスッキリマスク2です。こちらはスッキリマスク1とは逆に、内部の不快な湿気をマスクに取り付けられた静音ファンで排出することができます。電源はPCなどからUSBを使ってとりますので電池が必要なく長時間利用する事が可能です。USBケーブルにはオンオフスイッチのほか、ファンの強弱をダイヤルで微調整することもできます。

編集部でも蒸れが苦手で普段マスクをほとんど使わない筆者が実際試してみました。
マスクが苦手なため、正直なところ今回のスッキリマスク2にもあまり興味がありませんでした。だからこそのレビュー者抜擢だったのかもしれません。

普段使わないためマスクの口に当てる方向すらほかのメンバーに訪ねる筆者が先に10分ほどマスクのみを装着して仕事をしていたわけですが、たった10分で息苦しさはもちろんのこと、口の周りが湿気でいっぱいになっている感覚にイライラが治まりません。結局マスクの違和感だけで時間が過ぎ、全く仕事になりませんでした。

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そしてとうとうスッキリマスク2の装着です。その風貌からちょっとだけ「風の谷のナウシカ」を思い出しつつ装着をします。シリコン製なので手触りは大変良いです。重さについても電池などはなく、ファンも1つのためほとんど感じません。
装着をしてスイッチを入れると…
ん?これ、動いているのかな?スイッチ部分は赤く光っておそらく音にはなっているのだけど、ファンの音が聞こえない…。不安になりながら排気口を確認してみると、ちゃんと動いてる!ものすごく音が小さかったのです。スッキリマスク1の時にあったファン音量の心配が解決されていました。装着しつつ改めて音を聞いてもほとんど音は聞こえません。

そして肝心の効果ですが、装着して10分くらい仕事をしていたあとに筆者の口から出た言葉が、タイトルにもある「あ、これ、ホントに蒸れない!」でした。装着前にイライラしていたのはどこへやら、装着している事をほぼ忘れつつ仕事ができていたため、ふと気づいたような発言をしてしまったのです。これならマスクが苦手な筆者もマスクをしながら仕事をする事ができます。

お値段も元々2480円で販売されていた物が、東京秋葉原のサンコーレアモノショップおよび通販サイトにて新価格980円で販売中です。
インフルエンザが猛威を振るう今日、職場に一つ置いておく価値はあるかもしれません。

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