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私のひとり旅のはじめ方。最初はみんな絶対怖い(伊佐知美寄稿文)

私のひとり旅のはじめ方。最初はみんな絶対怖い(伊佐知美寄稿文)

知らない街、通ったことのない道、聞きなれない言葉、見たことがないモノ。

「はじめまして」のコトたちが、すべてきらきらと光って見える世界。

2016年4月に始めた私の世界一周のひとり旅は、そんなドキドキとワクワクに満ちた道が続いており、今もまだ終わっていない。オーストラリア・ウルルから最寄りの街・アリススプリングスまでの500kmのまっすぐな道

50カ国100都市、国内は47都道府県すべてをめぐった31年の人生。きっとこれからも、カメラを片手に私はライターと、エディターと、フォトグラファーという肩書で生きていくんじゃないかと思うし、生きていきたいなぁと思っている。

……というと、なんだかすごく格好よく聞こえるけれど。

本当は、ひとり旅が泣きたいほど怖かったこと、準備の仕方が分からなくて「世界一周 荷物 女性」とかで検索をしまくったこと(お金の持っていき方とか、予防接種なども)。初めて海外の空港に立ったとき、足がすくみそうになったこと。せっかくひとりで外国を歩いているのに、英語がまるで話せなくて「もう日本に帰りたいよぅ」と沈んだこと。

そんな格好悪いサムシングたちを、そのまま隠しておければいいのだけれど、当時は抱えたまま、旅していた。

振り返れば、最初は身近で小さな旅から始めていった。

私だって、誰だって、はじめから世界一周なんて、ひとり旅なんてできたわけじゃない。

今回は、そんな話を書きます。

知らない世界をこの眼で直に、見たかった

ものすごくそもそもだけど、どうしてひとり旅になんて出る女になってしまったのだろう?。

その理由を自問自答したら、「世界をこの眼で見たかったから」というシンプルな答えが返ってきた。

いろんな格好いい理由を今なら並べられるけど、結局のところ私は「単純に旅に憧れていた」のだ。だって素敵そうじゃない。「世界を股にかける、自由な女」。

「今と違う自分になりたかった」というのも大きな理由だった。日常から一歩抜けて新しい道を歩けば、なんだか今までと違う自分に出会える気がしていた。

「ジェットセッター」という言葉にも憧れてた。村上春樹さんの紀行本『遠い太鼓』を読んで、書き物をしながら暮らせたらどんなにいいか、と毎晩眠る前に思っていた。

ひとりで日本を、そして世界を旅し始めた20代

旅は、国内の旅を重ねながら、徐々に海外に移行していった。

初めてひとりで国内を移動したのは、たしか東京から金沢への夜行バス。現地で友人らが待っているとはいえ、新宿のバスターミナルから、ひとり深夜にバスに乗るそのステップは、緊張で踏み外しそうだったことを覚えている。

「お金と時間と意思さえあれば、私たちはどこへでも行ける」。そう気づいたのは、20歳のときの京都の旅。青春18切符を握りしめて、そこから私は日本をめぐる。東京から新潟へ、さらにそこからフェリーで北海道へ。青森までもフェリーで渡り、徐々に南下。関西、四国、九州へと抜けた。

片道切符で航空券を予約して、ひとり帰る日を決めずにふらり沖縄へと旅立ったのは、24歳のことだった。

まずは羽田空港から那覇空港へ。那覇の街中でひとりでレンタカーを借りて、ドライブで本島を一周した。「首里城」や「美ら海水族館」、「恩納村の万座毛」など名所を存分に楽しんだら、「あれ? あとは何をしよう」と型にはまった観光に少し飽き始めた自分に気づく。

それで、なんとなくもっと南に行きたくなって、旅の衝動に突き動かされたまま、宮古島行きの航空券をホテルのロビーにぽつんと佇むPCで予約した。

何も決めずに青い空と海のもと、歩いてあるいてぼーっとして。時おりマンゴーなんか、食べたんだろうか。ふと充足感と虚無感に襲われて、「帰ろうか」と思ったのは、出発から10日目くらいの朝だった。

あの旅でたしか私は「今日の宿すら決まっていない」「予定はすべて、天気次第」な、空白のある旅の楽しさ、その不安と喜びを、身をもって知ったのだった。

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