【台湾東部の花蓮地震】で台北観光への影響は?在住者からの情報
台湾の東部の花蓮で、2月6日の夜11時50分にマグニチュード6.4の地震がありました。
台北在住の筆者も、かなりの揺れを体感しました。
最大震度は台湾の基準で7度。台北では3度でした。花蓮ではホテルやいくつかのビルが倒壊しました。
花蓮の震災災害センターによると、すでに4つのビルの倒壊、9人の死亡者、268人の負傷者、日本人負傷者は2人。すでに病院に運ばれて治療中だそうです。
その他水道の断水、停電、ガス漏れ、道路の分断などの被害もあります。交通機関では橋の閉鎖は二箇所。七星潭大橋と花蓮大橋(片側通行)。
断水35100戸
停電200戸
もちろん水道局、電力会社も復旧を急いでいます。
※データは執筆時点での数字となります。
台北観光への影響は?
台北及び台湾の他のエリアでの被害は今のところないようです。花蓮以外のエリアの飛行機、台湾高速鉄道、地下鉄、バス、などは通常通りの運行をされています。
台北の観光につきましては、普段どおりで全く問題はありません。
地震などの天災はいつ発生するか、何の保障もないのですが、台北では皆様普通の生活をおくっています。台湾の観光に対する風評被害があってはいけないと思い、この文章を書かせていただいています。
現在は台湾の春節に向けて、年末の様相です。街中ではお正月の飾り物を売られています。お年賀の品物を送りあったりして、まさに師走の雰囲気です。
長安西路と太原路のあたりには季節のお飾りを売るお店がたくさんあります。
お正月の飾り物はとても華やかで赤と金色の洪水です。
台北では特に花蓮の大地震のために春節の自粛ムードなどは現在では感じていません。花蓮の皆様も、早く復旧して良いお年をお迎え出来ることを心から願っています。
花蓮の道路は落石や分断されているところもあるようです。まだ、これから余震や大地震が続く恐れがありそうです。
犠牲者や負傷者の方には、本当にお気の毒なことです。テレビの必死の救出活動を見るたび、心が痛みます。寒空の中、救出を待っている方、不眠不休で、救出活動をされている方には頭が下がる思いです。犠牲者の方々のご冥福をお祈り申し上げます。
何も被災地でお手伝いができないため、気持ちだけでも被災者の皆様と寄り添いたいと思います。
花蓮加油!
台湾加油!
*加油(ジャーヨー)とは頑張って!という意味です。
[Photos by taipeijin & shutterstock.com]
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