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情報学研究者ドミニク・チェン、ぬか床のツンデレぶりにメロメロ?

情報学研究者ドミニク・チェン、ぬか床のツンデレぶりにメロメロ?
J-WAVEで放送中の番組「TRUME TIME AND TIDE」(ナビゲーター:市川紗椰)。1月20日(土)のオンエアでは、情報学研究者・起業家のドミニク・チェンさんをゲストにお迎えしました。

早稲田大学で准教授を務めながら、起業家や執筆活動など多方面で活躍されていることから、「IT界の異才」と称されるドミニクさん。そもそも情報学とはどういったものなのでしょうか?

「情報学とは、元々コンピューターをどのように社会的に使っていくか、といった研究があり、コンピューターは客観的な情報を扱うもので、そういった客観的な情報と接すると同時に、生き物にとっての情報というのは、ぜんぜん違う別のカタチで、一言でいうと主観的な情報」なのだ、とドミニクさんは話します。

「その客観的な情報と主観的な情報という2つの世界をどう結びつけるかということをずっとやってきてる感じです」とドミニクさん。

具体的な活動としては、インターネット上でみんなが使えるアプリを作るなど。設計はコンピューターがするのですが、それをどう使ってもらうかということを考えるとき、人間の心理や心の動き、感情を深く理解していないとうまく作れないそうです。

「そういうのをやっていくと、理系とか文系とかそういうカテゴリーがなくなってきちゃって、両方全部やんなきゃいけない。」(ドミニクさん、以下同)

ドミニクさんは、東京生まれで国籍はフランスなのですが、ドミニクさんの父は、なんと7カ国語を話せる台湾とベトナムのハーフ。スゴいですね…!そんな父がたまたま東京に留学していたときに、フランス政府に雇われ「おまえ、ちょっとフランス人にならないか?」とスカウトされ、フランス国籍になったそう。

これには「そんなスカウトあるんですか!? 初めて聞いた(笑)」と市川もビックリ。すごくおもしろいバックグラウンドがあるのですね。

そんなドミニクさんは、今発酵食を作って食べることにハマっているそう。ドミニクさんと一緒に会社を作った共同創業者の方が“ぬか床の達人”で、一緒に会社を登記したときに、「ちょっとおまえに渡すものがある」と言って渡されたのがぬか床だったそう。

最初はぬか床をくれた意味がわからなかったそうなのですが、意味を知ったときにズシンと心に響いたと言います。

「それは彼の家に代々50年くらい伝わる年代物の”ぬか”だったんですね。そんな大切なものを僕に分けてくれたんだと。これはもう命がけでやらないといけないと(笑)」

実際にやってみると、そのおもしろさにすっかりハマってしまったそう。野菜を一日入れておくだけで、すごく美味しくなっていることに「一体、これはなんなんだ!」と驚いたというドミニクさん。

「調べると、数百億匹の菌たちがそれを醸してくれてて、しかもすごく機嫌をとるのが難しいんですね。ちょっと手入れをしてあげると機嫌が良くなって美味しいものを返してくれるけど、手入れを怠っちゃうと機嫌を悪くしてしまって、ひどい状態になると腐っちゃったりするわけですよ。そのツンデレぶりにすごくやられちゃって(笑)」

当時、コンピューターを使ってシステムを作っており、「いろんな人がスマホやパソコンでアクセスしているじゃないですか。何百万人とか数億人とか。その姿が菌たちに重なっちゃって、『似てる! インターネットはぬか床だ!』と思って」と、妄想が広がったというドミニクさん。

しかし、インターネット社会はぬか床でいうところの「発酵」にまでは至っていないそう。「だから菌たちから発酵というのを学んで、それを人間のインターネット社会にどうやって適用できるかっていう。それが僕の使命というか、ミッションとして、その時に思いました(笑)」と、結んでくださいました。

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【番組情報】
番組名:「TRUME TIME AND TIDE」
放送日時:毎週土曜 21時−21時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/timeandtide/

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