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ワイヤレス給電で充電・電池交換不要! ロジクールのマウス&マウスパッドをレビュー

iPhone 8などスマートフォンの世界では一般的になりつつあるワイヤレス給電。そのワイヤレス給電が、なんとマウスにも登場した。繁忙期や仕事がノってきたときのマウスのバッテリー切れほどやる気を削がれるものもないが、マウスパッドからワイヤレス給電できるマウスの登場によって、今後はそうした悩みがなくなるかもしれない。

マウスパッドに乗せているだけでマウスに自動給電

その製品とは、ロジクールが展開するゲーマー向けブランド「Logicool G」より発売された「POWERPLAY ワイヤレス 充電システム」(以下POWERPLAY)。

一般にゲーミングマウスはボタンが多く、さまざまな細かい設定ができるのが特長だ。たとえば「コピー」「ペースト」「エンター」など、よく使うキーやショートカットキーをそれらのボタンに割り当てることで作業の負荷を軽減することができる。また軽量で長時間使用しても疲れにくいので、仕事用に愛用している人も多い。

反面、頻繁に充電が必要というデメリットがあったが、POWERPLAYは非接触給電技術によって、充電する手間からも解放されてしまうのだ。

チャージングベース本体と、その上に乗せる2種類のマウスパッドが付属する。ベースにUSBで有線給電すると、ワイヤレスマウスにワイヤレス給電され続けるという仕組みだ。POWERPLAY対応のワイヤレスマウス「G703」「G903」も同時発売されているので、併せて紹介したい。

ワイヤレスマウス「G703」「G903」は、POWERPLAYがなくてもWindows/Mac環境でワイヤレスマウスとして使用できる。通信方式は2.4GHz帯※となり、パソコンのUSBポートに小型のレシーバーをセットして本体の電源を入れれば、すぐに認識される。

※家電やゲーム機などに広く利用されている無線LAN規格


ワイヤレスマウス「G903」

マウス本体の設定は無償でダウンロードできる「Logicool ゲームソフトウェア」(Windows/Mac)を使用する。マウスボタンの機能割り当てやDPI設定※だけでなく、使用するマウスパッドの材質などに合わせたセンサー出力の調整までできてしまう。“さすがeスポーツプロ向けのハイエンドマウス!“な高機能ぶりだ。

※「dots per inch」の略で、マウスを1インチ動かした時に画面上でどれだけカーソルが移動するかを表す。これによってカーソルが動く速さが決まる。


マウスの設定画面

高性能で精悍なルックスの「G703」「G903」

ワイヤレスマウス「G703」「G903」の電源を入れると、本体上部の“G”のロゴが7色のグラデーションで光る。このバックライトの色は、先述のLogicool ゲームソフトウェアで約1,680万色の色のなかから設定することもできる。


ライトの設定画面

「G703」は、ゲーマーのあいだで定番として名高いMicrosoft IntelliMouse Explorer 3.0の系譜に連なるPOWERPLAY対応マウス。右手専用のボディ形状となっており、メインの左右ボタンに加え、押し込み可能な中央のホイールの下に1つ、左側面に2つのボタンを備える。マットなボディの側面にはラバーグリップを装備し、しっとりと手になじむつくりだ。

一方、ハイエンドモデルとなる「G903」は11個ものプログラマブルなボタンを装備し、ダースベイダーを想起させるようなゴツいルックス。こちらは左右対称の形状となり、右手でも左手でも使用可能だ。さらに底面のボタンはマグネットで着脱式となっており、好みの重量に調整できるなどハード面でも細やかにカスタマイズできる。


底面の着脱式ウェイトボタン

「G703」「G903」ともに、まずデフォルトの状態でパッと触っただけで、“随分キビキビ動くな!”と感心した。光学センサーはロジクール独自の技術を取り入れており、現時点で世界最高とも賞されるPixArt Imaging社のPMW3366を採用。マウスとPCの間での通信速度は、通常のマウスと比較して8倍の高速通信というから驚きだ。他社製品では、マウスの反応を速くするとポインターがジャンプすることもあるが、「G703」「G903」はしっかりと追従してくれ、安心して使用できる。

左右のメインボタンは「G903」の方が若干タッチに優れているように感じるが、「G703」もしっかりとしたクリック感があり、手元の操作が小気味よく画面上に反映される。

非接触給電により高精細な動きのマウスをストレスフリーで使える

POWERPLAYと併用する場合、難しい設定を行う必要はまったくない。「G703」「G903」の底蓋を指で外し、同じ形状をした「POWERCOREモジュール」をセットすれば準備完了。これでチャージングベースに埋め込まれたコイルから電磁誘導を受けて、マウス側のバッテリーを充電するようになる。なお、このベース自体がレシーバー機能を有するため、併用する際は、USBポートに挿しておいた「G703」「G903」のレシーバー部を外しておくと、USBポートを1つセーブできる。


ワイヤレス給電の仕組み

POWERPLAYの使用感だが、単純にマウスパッドとしても「G703」「G903」のポテンシャルがフルに発揮され、とても快適だ。さらにマウスの電池の入れ替えや充電を気にする必要なく作業に没頭できるのは、ゲーマーだけでなくすべてのパソコン利用者にとって理想的な環境と言える。ただ、パッド部の面積は32.1cm(横)×34.4(縦)cmと大ぶりなため、設置するにはそれなりに大きなデスクが必要になる。

「G703」「G903」をPOWERPLAYと併用してみた感想だが、キビキビと高精細に動くマウスを、充電を気にすることなく使えるのは、ストレスフリーで非常に気分が良かった。普段の仕事やクリエイションにおいて“切れ味鋭い道具”として大いに貢献してくれそうだ。

メーカー名:ロジクール
製品名/価格:
POWERPLAY ワイヤレス 充電システム/18,880円(税別)
G703/11,880円(税別)
G903/21,130円(税別)

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