口内フローラには緑茶?ヨーグルト? 口臭を抑えて手軽に続けられる健康法を調査!

それら細菌には、人体に良い影響を及ぼす「善玉菌」と悪い影響を及ぼす細菌「悪玉菌」、そして状況によりどちらの菌にもなる「日和見菌」がおり、それらが数多くバランス良く存在する状態が好ましいとされています。
最近では、それぞれの菌が口内で互いに拮抗しながら群生している様子が、まるでお花畑(フローラ)のようなので「口内フローラ」などと呼ばれています。MAQUIA(マキア)2016-06-23 発売号
Fujisan.co.jpより
悪い細菌は全部除去してしまうのではなく、バランスを崩さず上手に共存させてコントロールすることが大切です。常在菌 ― レンサ球菌同士が凝集したプラーク(歯垢)は、外部から新しく侵入した菌を定着させないなど、口腔環境を維持するための重要な働きをしています。しかし、この常在菌が長く放置されると「歯石」になり悪玉菌の巣に変化して、やがて口臭や虫歯、歯周病などの原因となります。
悪玉菌を増やさぬためにも、まずは丁寧な「歯磨き」でプラークや食べカスを除去することが必用不可欠ですが、その他に最近の研究でさまざまな有効手段が発見されているようです。
習慣化することが大切
NHKの『ガッテン!』では、「緑茶」に多く含まれるカテキンが口内フローラを整えると紹介されています。100mlの水またはぬるま湯に、ティースプーン山盛り一杯程度の粉末緑茶を混ぜ、歯磨き後に「うがい」をすると効果的だそうです。NHKガッテン健康プレミアム2017-04-27 発売号
Fujisan.co.jpより
そして最近、注目されているのが乳酸菌。
例えば、ロイテリ菌(L.reuteriDSM17938株)は、歯茎の腫れを抑え、通称、虫歯菌と呼ばれるミュータンス菌を抑制する働きが認められる結果※が発表されています。※出典 バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター
(http://www.biogaia.jp/research/)



なによりも、毎日続けられることが口内フローラを整え、ひいては口臭予防にもなります。気合いを入れて始めたものの3日坊主にならぬよう、自身にあった健康法をみつけて習慣化させたいものですね。

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