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インフルエンザが全国的に注意報・警報レベルに…STOP感染拡大!

インフルエンザが全国的に注意報・警報レベルに…STOP感染拡大!

インフルエンザの注意報・警報とは 

インフルエンザの診察を受ける児童

全国の医療機関のうち、約5,000施設の内科・小児科では、インフルエンザ患者が何人来院・入院したかを記録し、毎週厚生労働省に報告することになっています。この調査により、日本全国でのインフルエンザの流行状況の推測ができます。

報告された患者数に基づいて、大きな流行が発生していると思われる場合は警報レベルとなり、今後大きな流行が起こりそうな場合や、流行がまだおさまっていないと考えられるときは注意報レベルとなります。

警報・注意報の発令状況は、厚生労働省や国立感染症研究所のWebページで閲覧することができます。また、お住まいの地域ごとに、さらに詳しい情報を知りたい場合は、都道府県ごとの感染症情報センターなどを利用しましょう。

インフルエンザの注意報・警報レベルの流行

インフルエンザの流行が拡大した家族

一週間の調査機関のうち、報告されたインフルエンザ患者数が、一医療施設あたり10人を超えると注意報レベルとなり、30人を超えると警報レベルとなります。

<定点当たりの基準>

流行開始
注意報
警報
1.00人
10.00人
30.00人

(参照:厚生労働省)

 

注意報や警報が発令されたらどうすればいい? 

インフルエンザ予防の手洗い・うがいをする児童

まず、人ごみへの不要な外出は避けましょう。外出時にはマスクを使用し、手洗いうがいを行うことを心がけてください。また、咳エチケットに留意することも大切です。

もし、インフルエンザの特徴である突然の高熱、かぜ症状(咳・くしゃみ・鼻水・のどの痛み)、全身倦怠感、頭痛、筋肉痛などの症状が出た際には、インフルエンザであることが疑われますので、他人にうつさないよう休養を取り、早めに医療機関を受診しましょう。

今年のインフルエンザの流行は、例年より早い? 

インフルエンザの流行で感染する子ども

定点あたりのインフルエンザ報告数が1件を超えた時点(一週間に、一医療機関あたり一人のインフルエンザ患者が見つかっている状態)で、インフルエンザが流行シーズンに入ったとみなされます。

2017・2018年では第47週(2017年11月20日から26日)で流行シーズンに入っており、これは2016・2017年や2014・2015年のインフルエンザの流行とほぼ同じ時期での流行ですが、2015・2016年シーズンでは2016年第1週(2016年1月4日から10月)でやっとシーズン入りしています。

このため、2018年の冬は例年より少し早いシーズン入りといわれています。

今シーズンのインフルエンザの種類は?

インフルエンザの流行の予防のワクチン接種

今シーズンはウイルスのタイプで言うと、H1タイプのA型ウイルスやB型ウイルスが例年に比べて多く、H3タイプのA型ウイルスは数が少ない傾向があるようです。
*3

今年のインフルエンザ患者数は、過去5年間の同時期とくらべると平均並みかやや多めの水準です。
*4

インフルエンザの予防で気をつけること 

インフルエンザ予防のためきちんと睡眠をとる

インフルエンザが流行シーズンに入る前にワクチンの接種をすることや、普段からバランスの良い食事や十分な休養をとって感染への抵抗力をつけておくことが重要です。

また、インフルエンザになってしまったときのことを考えて、マスク、水分補給用の飲料、レトルトのおかゆや冷凍うどんといった食べやすいもの、保冷シート、体温計などのケア用品は家族分を常備しておきましょう。

最後に医師から一言

インフルエンザで休めない人

働き盛りの大人の方や受験生の方に多いのですが、「インフルエンザなら仕事・学校を休むことができるが、普通の風邪なら休めない。だからインフルエンザかどうか検査してほしい」という方がいらっしゃいます。

普通の風邪も他人にうつしてしまうことはありますし、鼻水でのインフルエンザの迅速診断は100%正確な結果が出せるわけではなく、検査で陰性と診断されたからといって普段通りに生活してもよい、ということではありません。

体調が悪いときには休めるよう、ゆとりを作りましょう。インフルエンザの大流行を防ぐために最も重要なことだと思います。

参考資料

*1 2018年1月10日 インフルエンザの発生状況について(厚生労働省)

*2 2018年1月5日 インフルエンザの発生状況について(厚生労働省)

*3 週別型別インフルエンザウイルス分離・検出報告数、過去4シーズンとの比較、2013/14~2017/18シーズン(国立感染症研究所)

*4 感染症週報 2017年第50週(12月11日〜 12月17日):通巻第19巻第50号(国立感染症研究所)

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