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超特急、史上最大規模のアリーナツアーファイナル公演完遂

超特急が、2017年12月24日(日)より敢行していたアリーナツアーの最終公演を1月6日(土)に初の大阪城ホールで開催した。幕張でのクリスマス公演2デイズ+東名阪アリーナツアーという形で行われ、全5公演が発売開始6秒でソールドアウトした今ツアーを締めくくるこの日は、彼らの2018年最初のライブだけに鏡開きや餅つき、太鼓でのパフォーマンス等、お正月らしいド派手な演出が次々に。幼い頃から大阪城ホールに立つことを夢見ていた、共に関西出身のバックボーカル・コーイチとタカシをフィーチャーした場面も交えつつ、歌・ダンス・演出すべてにおいてバージョンアップ。終演後には春のニューシングル発売と東西アリーナツアーも発表し、超特急7人の想いを一つにしたステージで、集まった1万人の8号車(=超特急ファン)に新たな“beginning=始まり”を提示してみせた。
2018年1月6日@大阪城ホール (okmusic UP's)

その名も『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2017-2018 the end for beginning』、すなわち“始まりのための終わり”という意味深なタイトルがつけられた今ツアーは、総合演出を務めるユーキを筆頭に、メンバー全員がライブ制作に参加するという新たなチャレンジに挑戦した。公演前の囲み取材でも、クリスマス公演の衣装をプロデュースしたカイは「サンタをモチーフにした衣装で登場したときの8号車の歓声が」、ユースケは「横浜と名古屋で担当したオープニング&エンディング映像に8号車が湧いてくれたのが」共に嬉しかったと語っていた。また、ツアーの思い出を問われて「横浜と名古屋では客席を自転車で走り回った」とリョウガが、「雪の中で踊り、歌った「Snow break」は、自然と心を込めて届けられた」とタカシが返答したように、様々な驚きの演出が施されていた本ツアー。12月27日(水)の横浜アリーナ公演で、当日リハーサル中にユーキが足を怪我するアクシデントもあったが、コーイチいわく「そのおかげで一致団結しようというパワーが生まれた」という。当のユーキは「(毎年年末にツアーはしていても)年を越すのは初めてなので、年明けなのに最後っていうのが不思議。2018年一発目のライブで、今年1年の超特急が決まる気がする」と予感を告げていた。

その注目すべき新年一発目のステージは、幕開けから驚きの連続だった。まずは羽織袴姿の7人がカルタにおみくじ、お年玉におせち等のお正月アイテムと戯れるコミカルな映像から、琴の音に乗って“謹賀新年”の文字が浮かぶモニターが上がると、「和風と洋風をミックスした」というタクヤのプロデュースによる艶やかな装いの7人がリフトアップ。8号車の大歓声を受け、リーダーのリョウガが「皆様、新年あけましておめでとうございます」と挨拶して全員で一礼し、「超特急2018年の栄光を祈って!」と、なんとステージ上で酒樽を鏡割りして乾杯する。そして「いくぞ、お前ら!2018年、超特急スタート!」という、いつになく男らしいタクヤの号令で始まった超特急の和チューン「ikki!!!!!i!!」では、纏を掲げた人々がステージ2階に現れ、背後の扉から餅つきの樽と杵が出現。「俺たちも餅つきしようぜ!」とカイが号令して順に餅つきすると、なんと今度は巨大な梯子が登場して、法被を着た男性による梯子乗りの曲芸が!宙高くで繰り広げられる信じられないアクロバットにメンバーも8号車も歓声をあげるが、仕事始めの出初式をステージでやってしまうというアイディアには、まったく度肝を抜かれる他はない。

スペシャルすぎる演出で勢いをつけると、スモーク噴き上がる「バッタマン」から8号車と一体となって踊るハイテンションなアッパーチューンを続けて投下。夢の舞台に立てたボーカル組は特にテンション高く、タカシは「ご乗車ありがとうございます」とニッコリ微笑む。「Burn!」ではコーイチがタカシに抱きついてじゃれ合ったあげく、ユースケが「年始ということで、僕たちが8号車に向けて全力で歌います!」と、普段8号車と合唱するパートを7人で野太く歌い上げて8号車を喜ばせた。MCでは2018年の抱負をしたためた書き初めと、そこに込めた想いを紹介。“自”と書いたカイが「自分らしく、自分を信じて、真っ直ぐ道を進んでいけば、自ずと道が開かれていくだろう」と伝えると、ユースケは“音楽番組出演”と掲げて、「たくさんの人に僕たちの音楽を広めましょう!」と檄を飛ばす。2018年の目標を聞かれた囲み取材でも、タクヤが「音楽番組にたくさん出たい。僕たちはアーティストとして曲を届けるグループなので」と言い切っており、その際リョウガが答えた「オンリー1なグループ。他に類を見ない、同じジャンルがいない存在を目指したい」という意気込みには、奇しくもタカシの“唯一無二”という書き初めがリンク。「メインダンサー&バックボーカルグループという今までにない体制でやってきたので、そこはブレずに、2018年も8号車のみんなを楽しませていきたい」との決意を彼は語っていたが、メンバー間の心が繋がっているというのはグループにとって大きな武器だ。

そして「本年も超特急をよろしくお願いします!」というリョウガの挨拶から暗転すると、なんとステージ中央にスポットを浴びて大太鼓にバチを振るうコーイチの姿が!その後もカイ、ユースケ、タクヤ、タカシ、リョウガ、ユーキと続き、今度はアリーナ客席に突き出したセンターステージで、太鼓を前に全員が揃う。ダイナミックな和太鼓パフォーマンスを魅せる7人の頭上には、“2018″の文字を映し出すLEDシャンデリアも。そこから放たれる太鼓のユニゾンといい、7人の掛け声といい実にたくましく、巧みな手さばきでバチを操るアクションもダンスグループならではの艶やかさだ。さらに、リフトアップして回転する円形センターステージの上で「超えてアバンチュール」を、なんと太鼓の生演奏を交えた邦楽アレンジで披露!普段とは違うダイナミズムを醸す音とダンスに、場内のテンションも当然ブチ上がる一方だ。

ここで早変わりにより袴を脱ぎ捨てると、スレンダーな黒シャツとサスペンダーで「Kiss Me Baby」を挑発的にドロップ。怪我から10日にもかかわらず見事なバク転を見せたユーキに大歓声があがり、変形する階段を巧みに使いながらタカシが優しく、熱く歌い上げる「Whiteout」へ。続いてコーイチの変幻自在なキュートが爆発する「ライオンライフ」と、ボーカル組のセンター曲で二人の多彩なボーカリゼーションをしっかり堪能させる。雄叫びにフェイクと、まさしくライオンのような“俺様”ボーカルを放つコーイチに、負けじとタカシの歌声がエモーショナルになる様は実にスリリングで、そこから冒頭についたおもちを味わいながらのMCタイムに。それぞれの正月エピソードを公開したのに続き、ボーカル二人きりでのトークというレアな場面では、「凱旋ライブですね! 超特急の単独ライブで城ホールなんて、こんな幸せなことないですよ! でも、それは8号車のみんなが来てくれたからなんですよ!」とタカシが喜びを爆発させた。コーイチもアンコールのMCで「僕にとってここはとても特別な場所。目の前の城天で踊っていた子供のときから、いつか立ちたいなぁと見てた夢を、8号車のみんなと超特急のみんなが叶えてくれて、新たな一歩を踏み出せるキッカケになりました」と感慨深げに想いを吐露。思わず歌声が高揚してしまうのは当然と言えるだろう。

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