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世界のミシュラン三ツ星店に6,000万円をつぎ込んだ“美食家すぎるサラリーマン”が絶賛する「東京のコスパ優良店」とは

f:id:Meshi2_IB:20171029122013j:plainいきなりクイズです。

下記に挙げた2軒の和食店。会計金額には、およそ300倍もの差がある。

とはいうものの、両店にはある共通項が存在する。それはいったい、何? A店:ニューヨークの最高級寿司レストラン。あるカップル客は、握りのコースと追加の寿司を注文し、ワインも飲んで、会計が、な、何と、あぜん、がくぜん、目が点の2,000ドルオーバーだった(20数万円) B店新宿の和食店。ランチの鰯(イワシ)定食(刺身、フライ、煮魚などから選べる)がコスパ抜群で評判。お支払いは、明朗会計、お値打ち価格、心もお腹もお財布もほっこりの800円(税込)だった

答えは……

両店ともに、ミシュランの星付き店であること!

三ツ星レストランをほぼほぼ食べ尽くした男

今回、上記2店の話題を含め、食べ歩きのオモシロ話をたくさん聞かせてくれたのは、『世界のミシュラン三ツ星レストランをほぼほぼ食べ尽くした男の過剰なグルメ紀行』(KKベストセラーズ)の著者である藤山純二郎さん。 世界のミシュラン三ツ星レストランをほぼほぼ食べ尽くした男の過剰なグルメ紀行

世界のミシュラン三ツ星レストランをほぼほぼ食べ尽くした男の過剰なグルメ紀行 作者: 藤山純二郎 出版社/メーカー: ベストセラーズ 発売日: 2017/09/27 メディア: 単行本(ソフトカバー)

これまで28年間にわたって約6,000万円を投じ、全世界のミシュラン三ツ星レストラン119軒のうち116軒を制覇した「美食バカ一代」を地で行く男だ(著書執筆時点の制覇軒数は114軒)。

驚くのは、藤山さんがグルメ評論家でもフードライターでもなんでもなく、普通のサラリーマンであること。

毎年、ゴールデンウィークに有給休暇をプラスして時間を捻出し、マイレージの無料航空券などをうまく活用して、ミシュランの星付きレストラン巡る。

それをライフワークとする、ごく一般の方なのである。

f:id:Meshi2_IB:20171029122027j:plain

プロでもないのに、すごい。

6,000万円という金額も、すごい。

単純に6,000万円を28年で割ったら、年間200万円以上を美食に費やしている計算になるではないか!

でも、ミシュラン三ツ星レストランって、高いんだろうなあ……。

── 藤山さんが訪問した三ツ星の中で最も高額なお店って、どこなんでしょうか?

f:id:Meshi2_IB:20171029131821p:plainそれは、ニューヨークの寿司レストラン「雅(MASA)」でしょうね。

── 記事冒頭の「A店」ですね。

f:id:Meshi2_IB:20171029131821p:plain僕が行ったときで、寿司のコースが595ドル。プラス、サービス料、税、チップです。あまりに高すぎて、寿司店なのに日本人がほとんど来ないと聞きました。同じ建物の同じフロアに、フレンチレストラン「パー・セ」があるんですけど、こちらはコース325ドル。「パー・セ」もミシュラン三ツ星店で高額であることに変わりありませんが、それでも「雅」とは270ドルの差があるんですよ。

── 595ドルって、日本円で7万円くらいじゃないですか……(溜息)。

f:id:Meshi2_IB:20171029131821p:plain僕が「雅」のカウンターに座ったとき、隣に香港人のカップルがいたんですけど、お店がまた商売上手でね、コースとは別料金の「白トリュフの握り」なんてのを彼らにすすめるんですよ。男性は、いかにも見栄張って三ツ星店に女性を連れてきたっていう雰囲気だったから、まあ、断れないわけです(笑)。

── そういうシチュエーション、わかります(笑)。

f:id:Meshi2_IB:20171029131821p:plainおそらく、一貫100ドルくらいだったんじゃないかなあと想像しますけど。
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