ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう

体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

シューティングゲームデビューは絶対に今! PS4版『魔法大作戦』開発者インタビュー

――続いて今回のPS4版『魔法大作戦』について伺って行きたいと思います。取材に先立ってプレイさせていただいたのですが、まず、『評価アイテム』に注目したいと思います。「あ、まだ銀のところがある!」ということがわかると次のプレイにつながって、自分の集中力が途切れずにいることに驚きました。

福井:そうですね!

久保田:(福井が)評価アイテムの生みの親です。

福井:「まだここ埋めてないから埋めよう!」というモチベになると思いますし、そういうところを狙って作っていますね。プレイする”とっかかり”を、いろんな形で用意できると良いな、と思っています。

堀井:実際問題、今シューティングゲームをあんまり遊んでいないけど昔は遊んでいた、という方が結構いらっしゃると思うんですけど、ゲーム機を触るのが億劫なせいで遊べていないという方も結構多くて。「ちょっと支度してあげて後は触るだけ」としてあげると、「やっぱ面白いね〜」と言っていただくことが多いんです。シューティングゲームに限らないと思うんですけどね。

久保田:テレビの前でゲームをやる機会がどんどん減って来ているという意味でも、我々的にはやはり、「いろいろ準備したからとりあえずここに座れ!」というところまでお膳立てすることが重要じゃないかと。それを「ありとあらゆる手でやろう!」と考えています。

――そういった点へのこだわりは、プレイしていて本当に実感しました。過去のタイトルもそうでしたが、ローディングが入る操作の決定には、必ずボタンの長押しが必要だったりとか、細かい部分一つ一つストレスが除かれていますよね。

久保田:電源を入れてからすぐにゲームがスタートできる、といった点も、我々は毎回必ず死守しています。

堀井:ネタの話をすると、スマホにショットトリガーズのアプリを入れておいて、GPSで場所を監視して、家に着いたらテレビとPS4が起動している、とか。

全員:(笑)

堀井:って、未来でできたら面白いな〜、と思うぐらいテレビの電源を入れて遊ぶのが億劫な人が多いので。

久保田:そうですね〜。

堀井:そうそう。某おじさんbotが言うところの「金なら入れておいてやったぞ」って。

mahou03

パッド勢もウェルカムなこだわり

――敷居という点でもう一つ注目したいのがコントローラーです。私の場合はアーケードスティックで遊んでいたのですが、どうしても姿勢が疲れてきますよね。そこでパッドに切り替えて、椅子に踏ん反り返って遊んでみてたのですが、実に快適で驚きました。

堀井:それはわかる!どんな体勢でも遊べるんですよね。

長野:全員が持っているパッドでチェックして、やりやすいようにしているんです。問題無いはずです。

久保田:特に今回のデュアルモードではボタンを4つも使うので、「コントローラーは考えなきゃね」という話はしていて、今のデフォルトのキーコンフィグに落ち着いているんです。「俺はアーケードデビューしたいんだ!」という人はアーケードスティックで。かといってパッドをないがしろにしているかと言うと、そんなことは無いんです。うちの長野に関してはずっとパッドでプレイしているので。パッド担当です。

――それは意外です!

長野:しかもアナログスティックでやってます。

――えぇー!!

長野:方向キーが苦手で。

久保田:そういったこともあるので、うちの作品に関しては、基本どちらでも遊べるようにしています。

福井:開発もスティックとパッド両方で開発していますので!

――個人的に、パッドでプレイしていて最も気持ちよかったのがデュアルモードです。2人のキャラクターを組み合わせて画面は賑やかになり、難易度もカジュアル目ですよね。このモードにはどういった意図があるのでしょうか?

福井:アーケードよりも敵の数を増やしてわちゃわちゃ出るようにして、そしてどんどん壊していけるように自機の火力も上げ、ミヤモトみたいに敵を追尾していく奴もいます。そうやって、「たくさん壊していく楽しさ」っていうところを盛り上げていくように作っています。

久保田:2Pが無敵というのも大きな要素です。「盾にすることで弾が降ってこない」ということもできる。ユーザーさんからも言われたのですが、「突き詰めていくとスーパーイージーよりも簡単なんじゃないか」というご意見をいただいたほどで、実は低い敷居で楽しんでもらえるモードなんです。

春日:やりたくてできなかったことができるのも滅茶苦茶楽しいですね。

久保田:そうそうそう!辛かった敵が簡単になるというのがあって。2Pは無敵なので、ツムジ丸戦のぐるぐる回るクナイを全部受けてくれたり。

春日:ガインを敵にめりこませてショットを当て続けたり。

長野:クリアするだけなら相当ライトですね。

――プレイに余裕が出てくるので、M2ガジェットの顔グラフィックを楽しむこともできましたし、アレンジBGMも素晴らしいですね!見ているものが変わったんじゃないかと思うほどです。

%e9%ad%94%e6%b3%95%ef%bc%93

[写真]サウンド 春日達彦氏 アニメーション ぜる太氏

春日:そういう効果ありますよね。アーケード基板のFMとかADPCMといった音源の再現度もこだわって作ってます。オーケストラのアレンジも含めて、そして演出と合わせて、楽しんで聞いていただけたら嬉しいです。

福井:顔グラフィックの表情変化は、ぜる太さんが本当にすごく良いのを書いてくださったんです。『魔法大作戦』の魅力!チッタの笑顔!

久保田:元のドット絵は一枚しか無いはずなのに、それを数百枚描いているので。

ぜる太:久保田さんに見せる度に「良いですね!」って。「じゃあアレも、コレも」となっていったら、「どれもボツにできないなぁ」って。

久保田:じゃあ、全部入れましょう、と。

ぜる太:結局、個々のアニメーションというのは一秒間しかないので、何をアニメーションさせるのか、というのは相当揉みましたね。

久保田:その甲斐あって、ご好評いただいていますね。

ぜる太:やられパターンもいくつかあるので、楽しんでいただければと思います。

――最後に、「これから遊ぶぞ!」というみなさんにメッセージをいただけませんでしょうか。

久保田:怖がらないで遊んで欲しいんです。M2 Shot Triggers全体がそうなんですけど、『魔法大作戦』は元のゲームもそんなに難しくなく、「高難易度がウリ!」というゲームではないので、入りやすいと思うんですね。さらに、遊びやすいSUPER EASYモードも搭載しています。簡単にできるところは本当に簡単にしているので。「シューティング」と聞くと怖がってしまう人が多いんですけど、そこを取っ払うのが我々の永遠の課題だと思っています。そのあたりを見据えて、ひとつ、是非遊んでいただきたいと思います。

――ありがとうございました!

魔法大作戦
http://m2stg.com/mahou-daisakusen/

(C)1993 EIGHTING
(C)2017 M2 Co., Ltd.

※タイトル画像は公式サイトよりスクリーンショットにて引用いたしました

前のページ 1 2
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。