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お肌ツルツル♪ 信玄も家康も愛した濃厚温泉! 知る人ぞ知る静岡市の秘湯 1700年の歴史を持つ『梅ヶ島温泉郷』へ行ってみた

金鉱石。膝に乗るくらいのサイズですが重いです。一説には「家康が天下を取れたのは安倍金山の経済力のおかげ」と言われており、家康が作った慶長小判も、ここで採れた金が主に使われていました。江戸時代の一時期は金鉱石から1トンあたり5kgもの金が採れていたとか。

残念なことに鉱山は洪水により土砂に埋まってしまいましたが、実は山にはまだ金があります。でも、現在となってはコストに見合わないため、誰も本気で採掘しようとはしないわけです。

名前通り山の陰になった日陰沢。夏は涼しいので川遊びができですが、11月も半ばを過ぎた晩秋の今は吹き渡る風も寒々しく、水に入れば凍えそうです。

金は重い金属なので、川の流れを利用してザルや盆を使って揺すりとっていました。それにしても、どこに砂金があるのやら、途方もない作業です。

ここで働いていた金堀衆(かなほりしゅう)たちは、過酷な労働のため若くして亡くなる人が多かった様子。一種の特殊部隊であったらしく、合戦の際は土木技術を活かして、敵陣を攻め込む兵法に一役買ったそう。歴史の裏側を垣間見る気がしますね。

私たちには沢での砂金採りは到底難しいので、『魚魚の里』で沢の砂を入れてもらい、砂金採り体験(30分1000円)です。水もお湯を入れてもらっているので温かいです。金堀衆の皆さん、贅沢してすみません。

まずはお盆にできるだけ多くの砂を入れ、ぐるぐると回します。金は重いので、遠心力で下に沈殿するわけです。あとはどんどん上の方のいらない砂や砂利を、水を入れて揺すり落としていきます。

写真だとわかりづらいですが、明らかにキラッと光る、ゴールドのまばゆいかけらが砂金です。……が、筆者のような素人ではなかなか難しく、ゲットできないこともしばしば、何の変哲もない、フツーの砂だけが残ること多数。

採れたと思いたいがために、ただの黄色っぽい砂粒を指して「これですよね!?」と聞くも「違うよ~」と言われる始末。「もう一回」「もう一回」と、こうしてどんどん深みにハマっていく。人間は強欲だなぁ。

無事に砂金が採れたら、可愛い容器にいれて持って帰れます。単純ですがハマる作業ですし、なんといっても金がゲットできるので、楽しいですよ~!

濃厚だけどぬる湯! 1700年の歴史ある秘湯『梅ヶ島温泉』

赤水の滝から北へ15分ほど行くと、いよいよ最奥の梅ヶ島温泉にたどり着きます。温泉の由来については諸説ありますが、一説には応神天皇の時代に木こりが見つけたのが始まりとか。応神天皇が即位したのは西暦270年、ほとんど神話の世界に近い古代です。あくまでも伝承ということになりますが、非常に歴史のある温泉なのですね。

湯治場として歴史に登場するようになったのは中世以降。戦国時代は武田家の将兵が傷を癒やした、いわゆる”信玄の隠れ湯”の一つです。天下統一後は徳川家康、息子の秀忠も訪れた記録があります。

以前は市民浴場があった場所に『おゆのふるさと公園』があります。梅ヶ島温泉の源泉と、お湯の神様を祀る神社が残っています。

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