「できる人ばかり辞めていく会社」が開発環境や研修を強化した結果退職が加速!? 「事業としての魅力がないと辞める」「企業体質に問題があるのでは」
とりわけ専門職だと売り手市場ということもあり、待遇や仕事場の環境が悪いと転職を考えるという人が多いのではないでしょうか。
ある『Twitter』ユーザーが「できる人ばかり辞めていく会社」のエピソードをツイートして話題になっていました。
できる人ばかり辞めていく会社が、急に焦り出して開発環境を良くしたり、外部研修の参加費用負担したり、海外カンファレンスへの参加許可を出すようにしたりした結果、準できる人ができる人になって退職が加速した話、涙なしには語れない。
— とこなつ@沖縄 (@uhehehe366) 2017年11月10日
できる人ばかり辞めていく会社が、急に焦り出して開発環境を良くしたり、外部研修の参加費用負担したり、海外カンファレンスへの参加許可を出すようにしたりした結果、準できる人ができる人になって退職が加速した話、涙なしには語れない。
このツイート主によると、例の会社は「給与や福利厚生面は世間より明らかに恵まれていた」とのこと。ただ、「年齢構成が歪すぎて、中堅も若手もなかなか昇進できない」というネックがあったといいます。
この件に関しては、「有能な人間には自分にはこの場が相応しくない事がわかる」「“できる人がいる会社”と“できる会社”は別」といった反応があったほか、「社長や管理職がよほどダメだったのでは?」「企業の古い体質に嫌気が指していた人も多いのではないか」「事業としての魅力がないのでは」という声もあり、「“出来ない上司”に使われるのは“できる人”には罰ゲーム」という意見も見られました。
中には、次のようなツイートも。
こういう会社は結構あると思うぞ。
社員はとっくに会社にも経営者にも愛想尽かしていて、出て行くチャンスだけを待ってるの。新入社員に先輩がこっそり教える事が「転職のチャンスを逃すな」という会社。
前の会社…。https://t.co/euXwdpAvTN— 薄着田(通称うすさん) (@usugita_san) 2017年11月11日
こういう会社は結構あると思うぞ。
社員はとっくに会社にも経営者にも愛想尽かしていて、出て行くチャンスだけを待ってるの。新入社員に先輩がこっそり教える事が「転職のチャンスを逃すな」という会社。
前の会社…。
社員のスキルが上がると転職するのにも価値が上がり、結果として人材の流出が止まらなくなるという今回の事例。働く側としてはより環境のよい会社に移るというのは自然な流れですが、経営側にとっては上層部の舵取りや企業風土を変えるといったことにメスを入れる必要がありそうです。
※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/uhehehe366/status/928966822207959040 [リンク]
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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