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中国人コラムニストの食×テクノロジー理論がジワジワ来る【焼餃子=日本のイノベーション】

あるいは、そば。

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あと、てんぷらなど。

徐さんは、外国から伝来して日本で独自に進化したと考えられる「中華料理」「洋食」「和食」を加えて、大きく「日本食」というカテゴリーでくくります。

つまり。

日本食 = 和食 +洋食+中華料理

この等式にのっとれば、寿司などの「和食」とは、大きなカテゴリーである「日本食」から、とんかつなどの「洋食」や、ラーメンなどの「中華料理」といった外来料理文化の要素を除いたものです。

和食 = 日本食 -(洋食+中華料理)

また、「洋食」「中華料理」という外国から伝わって日本化した料理のグループは、大きなカテゴリーである「日本食」から、寿司などの「和食」を除いたものであるとも言えます。

洋食 + 中華料理 = 日本食 - 和食

当たり前のことのようでいて、あらためて整頓すると、頭の中がスッキリしますな。

ところで、ふと思ったんですが、カレーってどうなんでしょうか?

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ジャパニーズ・カレー ≠ 本格インド料理?

上の不等式が成り立ちませんか?

かつ、インドから伝来して日本の大衆食となった「ジャパニーズ・ルー・カレー」は「日本食」に含まれませんかね?

徐氏:インド料理に関してはあまり研究していないので、なんとも言えませんが、基本的に日本のルー・カレーは「洋食」に含まれるんじゃないでしょうか?

なるほどね~。

日本のカレーはインドから直接じゃなく、イギリス経由で入ってきたって言いますもんね。確かに。

ラーメンはクローズドプラットフォーム

さて。

iPhone:Androidスマホ=ラーメン:サンドイッチ

これに関しては純粋にワケが分かりません。

どういう意味なのか、徐さんに尋ねてみましょう。

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徐氏:ラーメンは麺、スープ、具の3種類の要素で構成される料理です。その構造は普遍的で変わりませんよね。これは、テクノロジーの観点からすれば一種のプラットフォームなんですよ。

ラーメンはプラットフォームである。

なるほど。

さっきも「ガラパゴス化」の話のところでチラっと出てきましたが、プラットフォームの意味するところは、こうですよね。 プラットフォーム = システムの基礎部分。ラーメンにおいては「スープ+麺+具」という確立した基礎部分を利用すれば、さまざまなラーメンを生み出すことができる。

例えば、にぎり寿司なんてのも、ネタ+シャリという基礎部分を持っているプラットフォーム・フードってワケですな。

徐氏:そうです。ただ、ラーメンがプラットフォームであると言っても、誰もが気軽に利用できるプラットフォームではありません。ラーメンの一番重要なポイントはスープだと思いますが、本格的なラーメンスープを家庭で作るのが難しいのは、ラーメン店が豚骨や魚などさまざまな食材を駆使して大量に仕込むことで独自のスープを作り上げているのを見ればわかるでしょう。

確かに、ラーメン屋さんは「スープの大鍋が命」って感じですもんね。レシピは企業秘密だったりもするだろうし。確かに、インスタントやカップめん以外じゃ、ラーメンってそんなに家では作らないなあ。

徐氏:つまり、ラーメンはクローズド・プラットフォームなんです。

なるほどね!

座布団一枚!

って感じもしますが、意味はよーくわかります。

iOSというアップル社独自のOSで動いているiPhoneは、アップル社だけが採用している「クローズド・プラットフォーム」です。調理の技術を持っているプロが経営する飲食店という限られた場所で主に提供されているラーメンも、同じく「クローズド・プラットフォーム」であると言えるわけですね。

つまり、

iPhone

=クローズド・プラットフォーム

=ラーメン

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