【全文書き起こし】 ガラポンTV座談会「テレビの未来」―ひろゆき、竹中直純、保田歩
竹中:リスクを取らなくていいですよね。つまんないものを見る必要が無くなる。
保田:それ、体験しないとわかんないっていう。 そろそろ時間なので、最後に何か、各自、抱負?
(一同笑)

竹中:抱負?!
ひろゆき:ちょっと今、寝起きで二日酔いなので、帰って寝たい(笑)。
保田:早く寝たい?
竹中:(笑)
コンテンツサービスはもっと変えられる
保田:竹中さん、何か。
竹中:これから4Kとか8Kとかなってくるじゃないですか。そういうのはみんな興味があって、メディアでも報道されるんですけど、コンテンツ側のなんていうんですかね、「こういう風に変えたい」みたいな、概念的な話をたくさん聞きたいんですよ。それによってサービスって変えられると思うんで。例えばコメントを受け付けない番組ができるとかね、なんかね。なんか、わかりませんけど、で、「聞きたくないんだ、俺は」みたいな事が、ミュージシャンとかあるじゃないですか。アンコールはしない主義とか。そういうのがテレビという場とかオンデマンドで配信するような場で、これはみんながこの監督だからこうならないとか、そういうのがリテラシー的に高まってくると、僕はもうちょっと面白いというか、コンテンツの底上げが出来るんじゃないかと何となく思ってました。
保田:制作者ももっと表に出て、声を出すべきだし。
竹中:それが了解されている世界が来るといいな、と思います。
保田:なるほどなるほど。今本当に数字、視聴率っていうのが唯一無二の指標になってしまって、ニコニコ実況で盛り上がったっていうのは全然評価にならないわけですけど、そこが評価されるっていう。
竹中:『けものフレンズ』で揉めたじゃないですか、この前。揉めましたよね。ああいうことって表になかなか出てこないわけですよ。あれは出てきたけど。で、ああいうことがわかってると、じゃ次の「この監督の面白い」、「作品はどうなんだろう」ってみんなが考えるので期待値が上がりますよね。期待値があがると集めるスポンサーとか中で扱うテーマとかも変わってくるわけですよ。そういうのが一切起こらないっていうのが今までの環境だとすると、――実際起こりにくかったと思うんですけど、そういうのが表に出るのがSNSの世界だし、そういうのがいい人は全部オープンにできるし、やな人はみんな了解の上で、なんかすごい作品作りに没頭するみたいな。そういう作品をつくるっていうことが当たり前にできるような事にならないかなあ、というのは思ってます。
保田:なるほどですね。作品ですよね、テレビ番組って本当に珠玉の作品だと思うので。
竹中:そこが広告モデルと絡んでどういう風な展開をするか、っていうのはパラメーターが多すぎて、ちょっと予測ができないんですけど、そこを変えるような部品として、社会的部品としてMiyouTVがあったりガラポンTVがあるとそれが僕が感じる面白みです。
保田:そうですね。
竹中:それが抱負ではあると思います。
保田:僕ら外野だから出来るっていうのは多分あると思います。
竹中:ありますね、そうなんですよ。僕もずっと外野なんで。
保田:外野だから言えるってことが。愛ですよね、やっぱね。テレビ番組、結局観たいし、それでダベりたい。だからこういうサービスを作ってる。以上外野からでした。
竹中:そうですね。はい。
保田:今日はこれで終わりにしたいと思います。どうもありがとうございました。
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※第一部、第二部全文書き起こしはこちら
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