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【全文書き起こし】 ガラポンTV座談会「テレビの未来」―ひろゆき、竹中直純、保田歩

竹中:理想ではありますよね。

保田:そう、理想ではありますよね。(笑)

竹中:あの、(ガラポンの最大保存可能時間が)160日っていう日数をさっき聞いたんですけど、外部ハードディスクをつなぐと。

保田:4TBつなげば160日です。

竹中:その元々、2004年当時に考えてたシステムというのはハードディスクの容量なんかもう本当ショボかったんで、一週間をどうやったら実現できるか、ってことを一生懸命考えたんですけど、今そんなこと考えなくても済みますよね。

保田:はい。

竹中:160日のテレビアーカイブが手元にあるっていうことは、またそれはそれで全然違う意味を持つと思うんです。シェアするやり方とかさっきの収益モデルの話しなんかでも。

保田:はいはいはい。

竹中:もっといい方にテレビを使えるし、消費者側も使えるし、作る側ももっと違う活用法思いつけるような気がするんですけど。

ひろゆき:まぁでもコストが下がってくる考えは多分5年10年したら、その1年とか2年とか保存できるとか、ものすごく安い値段で保存できるのが当たり前になって、テレビっていうのは家に蓄積され続けて残るものだよね、っていう時代になる気がするんですけど。

竹中:それがだから“全録の壁”を超える必要のない社会じゃないですか。

保田:まあ、そうですね。各家庭に録画するっていうのは資源的には無駄なので、今のは「結局同じじゃん」てことでクラウドで全番組が観られて、ちゃんとビジネスモデルが回るっていうところまで行ければ一番ベストですよね。

竹中:今はね、法律がそれを許しませんけどね。

ひろゆき:まあでも、難しいんじゃないですかねえ。

竹中:あの、各家庭に蓄積しない以外の形での、ってことでしょ?

ひろゆき:えぇ、えぇ。テレビ局側の契約の問題もあるし、著作権法上の問題をどうするかみたいので。多分、日本てそういうところの法律を変えるのすごく大変なので、多分実質的にガラポンがすげえ普及する、の方が早いんじゃないかなー、って気がするんですけど。

保田:そうしたらいいですねー。あともう一つ、市場が大きいですよね。まだやっぱり一兆八千億円の市場があって、インターネット広告がやっと一兆円付近ですので。それが完全にITベース、ネットのコンテンツとしてテレビ番組が観られても、一兆八千億円追加で稼げるかって言ったら絶対稼げないじゃないですか。そう考えると、さっき私が言った、完全にweb化しちゃえば、みたいなゴールっていうのはますます遠いんだろうな、っていう実感はありながらやってますけどね。

竹中:そうすると離島とかのコンテンツの差、っていうんですかね、東京に居るのとどっか、どこですか、わかりませんが、種子島と全然違う、みたいな、そういうのも解消できるはずですよね。

保田:そうですね。場所の不利は解消したいです。あとは国のディバイドも解消出来たらいいですね。

ひろゆき:保田さん的にはそのNetflixみたいな、テレビっていう枠に縛られてるわけじゃなくてすげえ予算でネットで観られる面白いものがどんどん合法に増えていきますよ、っていうパターンはどう思うんですか?

保田:それは大歓迎ですし、AbemaTVはじゃんじゃんやってほしいなって思ってます。ただ、一方「やっぱりテレビ面白いじゃん」みたいなところもすごい強く思ってまして。例えば一次情報ですね、スポーツの試合を、アテネオリンピックとか、ああいうのは国単位で買いに行かないとどうしてものっかってこないようなものは、テレビでやったりとか。あと、ちゃんとチェックされてますから、その安心感です。偏ってるとか言う人も居るんですけど、一応、すぐBPO審査になるぞ、みたいなのも業界全体で意識して出来る限り反対意見も取り上げようと、そういう複数チェックが入っている安心感。労力かかってるって知ってると、Netflixはどっちかといったら「作品作り」みたいな形だと思うんですけど、テレビっていうのは情報伝達の役割を持ってて、そっちの役割はなかなか代替できないと思うんです。

竹中:ビジネスモデルの違いですよね。

ひろゆき:子供に安心して見せられるNetflixの作った映画がどれくらいあるかって結構微妙なところなんですけど。

保田:無いですね。

ひろゆき:とがったものがNetflix得意だから。

竹中:確かにね。

保田:逆にMiyouTVが今までひろゆきさんとかが掲示板も動画コメントサービスも流行らせてきて、MiyouTVが流行っていくシナリオって竹中さんってどんな風にイメージされてます?

ひろゆき:全録の機械が安く家庭に普及するかどうかが多分ネックになっていて、まあ、MiyouTVってPC自分で組んで録画しなさいってかなりハードルが高いモデルなので、そんな一般に普及すると思ってなかったんでそういうハードウェアっていうの、ガラポンみたいなのが普及した上で多分動くソフトウェアだと思ってるんですよね。なのでそっちが先かな、と。

保田:なるほど。

竹中:ガラポンも昔、というか四号機伍号機の時代から、Windows上でオーバーレイでニコニコ実況を乗っけるようなのもありましたけど。

保田:はいはい。Windowsだけで。

竹中:やっぱり、ワンクリックとか文脈中で番組を選ぶみたいなことと、それからニコニコ実況のアプリをわざわざ持ってきて、わざわざ重ねるみたいなことって、天と地ほどの差がありますよね。それをパッケージ化したかったっていうのはMiyouTVの結構大きなモチベーションだった気がします。

保田:あ、ちょっと説明しますと、ガラポンTVの参、四、伍号機ではですね、ガラポンTVサイトの高機能プレイヤーの一つのボタンを押すと、ニコニコ実況のアプリケーションが、Windowsだけなんですけど立ち上がりまして、動画の部分は透過になっているプレイヤーです。それをガラポンTVでブラウザー上で再生している上にちょっとコントロールしてかぶせてください、というような

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記者:

「予備校生のような出で立ち」で写真撮影、被写体(スチル・動画)、記者などできる限りなんでも、体張る系。 「防水グッズを持って水をかけられるのが好き」などの特殊な性質がある。 好きなもの: 食べ物の写真、昔ゲーム(の音)、手作りアニメ、昭和、穀物

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