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佐藤秀峰の「自炊代行ドットコムに聞いてみた」

質問1(該当する記号を○で囲んでく ださい。)
ア.当社は今後、差出人作家の作品について、依頼があればスキャン事業を行う予定です。
イ.当社は今後、差出人作家の作品につ いて、依頼があっても、スキャン事業を行うことはありません。

質問2(該当する記号を○で囲んでください。)

(1)当社はスキャン事 業の発注を受け付けるに際して、依頼者が実際に私的使用を目的としているか否かを、
ア.特に確認していません。
イ.依頼者に私的使用目的であると申告させています。
ウ.上記以外の方法で確認しています。(質問者注:下欄にご記入ください。)

(2)
ア.当社は、スキャン事業の、法人からの発注に応じています。
イ.当社は、スキャン事業の、法人からの発注に応じていません。

佐藤:僕の立場を説明すると、自炊代行サービスについては、良いサービスだと思っているんです。実際に書籍データが流出して、書籍の売り上げが下がっているという調査結果もないですし、大筋でお客さんはマナーの良い人たちで、今、聞いたお話だとそれで大もうけしているということでもないじゃないですか。個人の利用の範囲で収まっているのであれば、問題にするほどのことではないように感じます。

中村:そうですね。お客様のことで言えば、ここまで本を大事にしてくれて、何十年も持っていた本を捨てられずに、データ化してまで持っていようとする人たちなんです。その本を本当に大切にしている人たちだったりもするんです。なぜそのような読者を閉め出そうとするのかよく分からないですよね。我々もこのサービスは大変だけど誇りを持ってやってきました。そのことは伝えたいと思いました。質問状の届いた9月6日は日付が変わるまで社内で会議しましたね。そして、「熱烈歓迎 質問状」と題した公開回答を自炊代行ドットコムサイトに公開しました。

※佐藤注 以下、公開された回答全文

熱烈歓迎! 質問状

私たち自炊代行ドットコムは、作家様、漫画家様、出版社様の質問上を歓迎しますと共に、作家様、漫画家様、出版社様が、書籍の電子化を強力に推進して頂ければ、自炊代行サービスは不要となり、より品質の良い電子書籍 が『格安』でお客様のお手元に届くようになるでしょう。
今回の質問状を通して、電子書籍の波が巻き起こり、『良書にふれる機会』が益々拡大される事を願って止みません。

2011年9月6日の午前、書留にて送られて参りました<質問状>に対して、当社の回答をさせて頂きます。
お客様におかれましては、お手数でも必ずお読み頂き、ご確認の上でご依頼を頂けます様、よろしくお願い申し上げます。

* * * * *
当社の見解について
* * * * *

本日送られて参りました質問状を確認をさせて頂き、当社の見解を以下に明記させて頂きます。

●自炊代行をご了承頂けない作家様、漫画家様、出版社様の書籍は2011年9月6日以降、一切お受け致しません

当社では、今回を契機に、【作家様・漫画家様ご本人や出版社の代表者様名で正式にご連絡頂いた】場合、関連の書籍は、一切スキャンを行わない・お受けしない事を宣言させて頂きます。(質問状が届くまでは、お客様への通知作業が出来ない為、2011年9月6日以降とさせて頂きました。ご了承下さい)
今回の件は、当社としては、<非常に良い事>であると考えます。
当社では、作家様や出版社様が、自ら電子化を推進し、お客様が<自炊代行サービス>などをご利用頂かなくても気軽に電子書籍が楽しめるようになればと思っておりました。
今回、作家様や出版社様が明確に表明された事で、電子書籍が広がりを見せて、ipadやiphone、スマートフォンなどで、いつでもどこでも気軽に書籍を楽しむ事が出来れば、これ以上の喜びはございません。
今回、ご表明された122名の作家様・漫画家様及び出版社様は、電子書籍の新しい道を開いて頂く<責任者>として表明頂いたものと確信しております。

●自炊代行は違法行為を助長させる為のものではありません。

自炊代行サービスは、あくまでも<書籍を愛する>お客様のためのサービスです。
書籍をスキャンして電子化するサービスは、
『今まで以上に書籍に親しむ事が出来る』
『今まで以上に多くの書物が読める』
『思い出のある書籍を読み返す事ができる』
そういった需要がある中、
『自分でやるには難しすぎる』
『装置が高くて購入できない』
『装置の置き場・作業場が無い』
『身体的理由で装置が使えない』
等、さまざまな理由があって<自炊>作業ができない方の<代理>を行うものとして運営しております。
従って、著作者等の方々の権利を侵害する目的は全くございません。かといって、ボランティアで出来るほど簡単な作業で無い事も事実です。この点は誤解の無いよう、ご確認をお願い申し上げます。

●当社は原本廃棄を必須としております。

自炊代行サービスにおいて、原本の書籍が残っていては、再流通や二次利用になりかねないとの判断から、2011年6月20日より原本の完全廃棄を運営ポリシーとしてサービスを行っております。
現在の出版業界は、読み切った本などは、古本屋に並んでしまい<再販>の利潤を得られない現状です。
電子化しても、原本の書籍を廃棄しなければ、どこかで販売されて、それこそ<闇自炊>されてネット上に公開されてしまいかねないと思います。
自炊代行ドットコムでは、作家様、出版社様の再販の権利を守る為、スキャンした書籍の完全廃棄を受注条件とさせて頂き、他の自炊代行業者のように、スキャンした書籍の返却は行っておりません。
この点もご理解を頂戴したいと思います。

●是非、電子書籍の推進を!

当社は、電子書籍は、これからの活字文化を促進する為の重要事項であると考えております。
全学生にipadを配布し、すべての教科書を電子化して授業を行う大学が出てきて話題になりましたが、教育現場ではすでに電子化の波が非常に大きく押し寄せてきております。
しかし、残念ながら、一般書籍の電子化は、まだまだこれからの状態である事は否めない事実であるかと思います。
電子書籍は、何冊も何十冊もの書籍を気軽に持ち歩け、今まで以上に書籍に触れる機会が増えより多くの作者の書籍の購買が見込めます。
アメリカのアマゾン社の成功は皆様ご存知の通りで、電子書籍になると、紙の書籍より購買数が増えるといった結果もお聞きしております。
通勤・通学の電車やバスで、吊革につかまりながら、片手で簡単にページをめくれる電子書籍は、書籍離れの激しい現代の若者や子供たちにとっても<良書>に触れる機会を創出できる良いツールであると確信します。
もちろん、紙の書籍も電子書籍に無い、味わいのある形態であり、今後も無くなる事無く、<本の大好き>な皆様に愛されていく事と思います。
作家様、漫画家様、出版社様が、強力に電子書籍を推進し、<本の大好き>な皆様がより満足できるような次代の実現に向けて進んで行かれます事を切に祈っております。

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記者:

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