ポール・スミスが成海璃子にスパイ指南 映画『裏切りのサーカス』
ゲイリー・オールドマン主演、スパイ小説の大家ジョン・ル・カレの代表作を映画化した『裏切りのサーカス』。日本公開を21日に控え、19日に公開記念イベントパーティーを実施。ファッションデザイナー ポール・スミス氏や女優の成海璃子さんが登場しました。
『裏切りのサーカス』の舞台は1960年代のロンドン。ある作戦の失敗でイギリスの諜報機関サーカスを引責辞職したジョージ・スマイリーに「2重スパイを探し出せ」という特命が下されたことからはじまるスパイスリラーです。
共演者もコリン・ファース、トム・ハーディと豪華。クリエイティブサポートをポール・スミス氏が担当しており、スタイリッシュで格好良い雰囲気も魅力的。
パーティでは、今回の仕事についてポール氏は「自分なりに色彩や、ルックス、展開などを考えて、ベストを尽くした。70年代のロンドンは、スパイたちが静かに活動しているクラッシック感のある時代で、モノクロで、ザラザラした映像のイメージ。だからその中に基本の色、赤を入れたんだ」と話しています。
映画にインスパイアを受け、ポール・スミスの鮮やかなブルーのスーツに身を包んだ成海さんは「何度でも見たくなる作品ですね。すべてのシーンが見逃せない、とにかくゲキ渋な作品です」と映画を絶賛。「もしスパイに何か私が依頼出来るなら、ポールさんの新作コレクションをスパイしてもらいます(笑)」と話すと、ポール氏が「うまいこというね! でもスパイなら青い服はダメ!」と返す一幕も。
また、主演のゲイリー・オールドマンは元々ポール・スミスの愛用者だとか。「彼はLAで一番の顧客でもあり、大切は友人だよ。23年前に僕の服を着てくれてからの付き合いで、
ついこの前も家族と一緒にランチをしたよ」とポール氏。映画の世界観と共に、ゲイリーの渋い演技にも酔いしれて。
裏切りのサーカス
http://uragiri.gaga.ne.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。