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技術系コミュニティ運営者たちが語る、コミュニティの成長の軌跡──21cafe 4周年感謝祭レポート

あきらめずに続けることが大事 

コミュニティ運営者によるLT大会のトップバッターは、「DevRel Meetup in Tokyo」の中津川氏。

毎月開催しているイベントの参加率はほぼ100%という特徴があり、東京にとどまらずアジア圏にも活動の場を広げている。

今回は「楽しいコミュニティの作り方」というタイトルで2015年9月から始めたDevRel Meetup in Tokyoの活動を振り返った。

DevRel Meetup in Tokyoでは、「DevRel HUB」という飲み会を毎週開催し、DevRelに興味のある方達が集まり、気軽に交流ができる場も作っている。

このようなコミュニケーションの機会が多いことも、非常に高いイベント参加率に繋がっているのかもしれない。

今年の7月にはDevRel Meetup in Tokyoの運営メンバーで「DevRelCon Tokyo 2017」という大規模なカンファレンスを開催した。来年の開催も決まっているという。

「参加人数が5人しか集まらなかった経験もあるが続けてきた。諦めずに続けることはとても大事。活動を続けていると助けてくれる人が現れます」と、中津川氏はLTを締めくくった。

成功していたコミュニティをクローズした理由

続いての登壇者は、LightningTalkLoversの佐々木氏。その名の通り、LTが大好きなエンジニアが集まり、おしゃべりをする感覚で気軽に登壇できるイベントを開催している。

発表のテーマは自由。細かいことにこだわらず参加者の“喋りたい”気持ちを大事にしている。今年の7月に第1回目のLT大会が21cafeで行われた。

佐々木氏のLTコミュニティの運営のはじまりは、LightningTalkLoversではない。2015年9月に「雑兵MeetUp」というLTコミュニティを立ち上げた時までさかのぼる。

佐々木氏は、雑兵をCTOなどの役職がついていない人、技術書の出版や寄稿などをしていない人、IT界隈で名前が売れていない人と定義し、いわゆる“すごくない人”たちがアットホームな雰囲気の中で、発表の経験を積む練習の場を作った。

しかし、回数を重ねるにつれ、常連の参加者も増え、経験を積んだ彼らはもはや雑兵ではない“すごい人”になっていた。雑兵Meetupで「初めてLTをします」と言っていた人が、今では大きなカンファレンスで登壇したり、大学で講師をしたりしているという。

すっかり雑兵のたまり場でなくなった雑兵MeetUpを2017年2月にクローズすることを決断。そして新たに“すごい人”も“すごくない人“も、とにかくLTをしたい人が集まるコミュニティ「LightningTalkLovers」を立ち上げることとなった。

形を変えながらも2年間LTコミュニティを運営してきた佐々木氏。「『すごくない人、集まれ』と募集をかけたが、結果的にはエッジの効いたすごい人たちばかりで、最高のメンバーに支えられてきました」と感謝の言葉でLTを終えた。

会場を変えると参加人数が増える!? 

3人目の発表者は、connpass内最大のグループメンバー数を誇る「IoT縛りの勉強会! IoTLT」を運営するのびすけ氏。

最近話題になっている電子工作ギャルユニット「ギャル電」もIoTLTから誕生した。個人主催で延べ人数6,000人を超える大規模コミュニティに発展させた秘訣を語った。

IoTLTのイベント参加人数は多い時で300人を超え、年々参加者は増え続けている。IoT自体のトレンドもあるが、ここまで参加人数が急速的に増えた理由は何なのだろうか。のびすけ氏がイベントを運営する上で一番注力していることは「会場を毎回変えること」だという。

イベントの初参加者は毎回半数程度。会場によって参加者の属性に違いがあり、ある程度会場に依存するように参加者が集まり、会場を毎回変えるごとに成長してきた。

イベントの開始時は、会場をあたためるため、ツイート練習をしている。まだ何も始まっていない状況だが「すごーい」「たのしー」など#IoTLTをつけて「とりあえずTwitterでツイートしてみましょう」と参加者に呼びかける。

この手法は、他のコミュニティ運営者からもとても好評で、「次回から自分のイベントでも取り入れたい」という声が多く上がった。

のびすけ氏の運営における基本コンセプトは「がんばりすぎない」だ。大規模コミュニティを継続して運営することは、モチベーションの低下や統制がとりづらいなどの苦労も多そうだが、「無料イベントでもあるし、みんな好きで参加している」と考え、参加者をあまりお客さんとして意識しないとのこと。

「自分が楽しんでいるところに人が集まってくることはとてもいいことだと思うので、自分自身が楽しめるイベントをすることが大事」と話し、運営ノウハウ満載の発表を終えた。

登壇ドリブンによる開発や学習

4人目の発表者は、We Are JavaScripters!を運営する田宮氏。

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