ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう

体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

大泉洋をアテガキした社会派小説 意外な誕生秘話

大泉洋をアテガキした社会派小説 意外な誕生秘話
J-WAVEの番組「GOOD NEIGHBORS」(ナビゲーター:クリス智子)。9月20日(水)のオンエアでは、話題の小説家・塩田武士さんをゲストにお迎えしました。 

塩田さんは兵庫県のご出身で、現在は京都にお住まいです。2010年、プロ棋士を描いたデビュー作『盤上のアルファ』で第5回小説現代長編新人賞を受賞。そして昨年に発売されたグリコ・森永事件を題材のモチーフとした『罪の声』では、数々の賞を受賞されました。

この作品を書くのに、なんと15年もの年月を費やされたそう。「着想は大学生の時だったんで、そこからどうやったら具現化できるんだろうかっていうことで、15年くらいかかりましたね」と塩田さん。

『罪の声』がヒットしたことによって変わったことをお聞きすると、「初めて売れた小説でして(笑)。やっぱり人ですかね。人との出会いがたくさんあって、いろんな刺激があって。ただ、小説家なので…近所の花屋さんは僕のこと無職だと思ってますね(笑)」(塩田さん、以下同)

作家の方はテレビに出演しなければ、名前だけは知っていても顔まではわからないかもしれません(笑)。

さて、そんな塩田さんが8月31日に『騙し絵の牙』というタイトルの作品を発売されました。この作品は、コンセプトがこれまでの小説にはなかったものになっているのですが、表紙は俳優の大泉洋さん。そして帯には「唯一無二の俳優をアテガキした社会派挑戦。最後は大泉洋に騙される」と書かれています。実はこの作品の主人公のモデルは、大泉洋さんなのです。

小説のモデルが実在の人物で、さらにそれが、今活躍する俳優さんというのは、聞いたことのないコンセプトですよね。「大泉さんはプロット段階から関わっていただいて、作るところから、編集者と私と大泉さんと事務所の方と…」と、大泉さんも実際に大きく制作に関わっているそう。

そもそもこの作品を書くことになったきっかけは、以前に塩田さんのインタビューをされた女性編集者からの持ち込みだったそう。「東京から京都の方まで来ていただいて、お話を伺ったら、『実は考えてることがあります』と。『大泉洋さんをアテガキした社会派長編を書いていただけませんか?』ということで依頼があったんです」と塩田さん。しかし、さらに元を辿ると大泉さんご自身が「自分が主演できる小説ないの?」と編集の方に言っていたのだそう(笑)。「それで、担当編集者の方が、めんどくさいから作っちゃえ、みたいな感じで(笑)」と塩田さんのところに依頼が来たそうです。

この作品を書くために、大泉さんをかなり研究されたという塩田さん。「大泉さんはバラエティ番組の資料がたくさんあるので、それを見てモノマネのレパートリーであるとか、語尾であるとか、その辺りを研究して入れてます」と話されました。

さて、気になるあらすじなのですが…。

大手出版社で雑誌編集長を務める速水(これが大泉さん)。ある夜、上司から雑誌の休刊をにおわされたことをきっかけに、速水は組織に翻弄されていきます。すると次第に彼の異常なほどの“執念”が浮かび上がってきて…。斜陽の一途を辿る出版界で牙を剥いた男が、業界全体にメスを入れる! という内容です。

これまでにない新感覚小説『騙し絵の牙』は絶賛発売中です。気になる方はぜひチェックしてみてください!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時−16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

J-WAVEニュースの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

山寺宏一&高木渉で『ポプテピピック』

GetNews girl / GetNews boy