ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう

体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

安藤忠雄「希望は自分の中で培っていかなくては」

安藤忠雄「希望は自分の中で培っていかなくては」
J-WAVEがいま注目するさまざまなトピックをお届けする日曜夜の番組「J-WAVE SELECTION」。毎月第3日曜は、東日本大震災などの被災地を訪れ、復興の現状をお伝えする「Hitachi Systems HEART TO HEART」(ナビゲーター:姜尚中)をお届けしています。

9月17日(日)のオンエアでは、世界的建築家であり、震災後には、東日本大震災復興構想会議議長代理も務めた安藤忠雄さんをスタジオに迎えて、これからのまちづくりについて考えました。

姜は今回、岩手県陸前高田市と大船渡市を取材。

大船渡市では、浦浜・泊地区のまちづくり委員会の片山和一良さんにお話を伺いました。片山さんは「国や県に作ってもらうのではなく、住民みんなで知恵を出し合って新しいまちを作ろう」との考えから、子どもたちに未来のまちを想像して絵を描いてもらったそうです。

「私が幼い頃に想像した未来は空飛ぶ円盤や、宇宙船などのイメージがありましたが、今回、子どもたちが描いた未来は津波で被害を受ける前のまちの様子だったんです。その姿にあぜんとしましたが、子どもたちは、まずはまちを元の姿に戻すことが、ここの将来の夢になると考えていたんです。自分たちのまちに魅力や誇りを持って、のちに自慢できるようになれば、地元以外の方が訪れるまちになっていくと思います」(片山さん)

この話を聞いて安藤さんは、「東北の問題に限らず、多くの街で“故郷”がなくなっていますよね。自分たちの魂の居所がなくなっていっている。自分が育った街の根っこがなくなっているわけですね。きれいで快適で合理的な街ができる反面、自分たちの魂の居所がなくなっている…だからこそまちづくりかなと思います」とお話いただきました。

姜は「安藤さんは力強い近代を代表する建築家というイメージだったが、そのベースに、魂の居所のようなものを求めてる」と実感したようです。

また、番組の最後に安藤さんは「希望は自分の心の中にあります。他人が全部の希望を与えてくれるわけではないので、希望は自分の中で培っていかなくてはいけない。そのためには、毎日考え、人の意見だけではなく、自分の意見も持つことでお互いが共に生きているんだということを、もう一度考えなくてはいけないと思います。とっても難しいことですけどね…」とリスナーにメッセージを送ってくれました。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「Hitachi Systems HEART TO HEART」
放送日時:毎月第3日曜日22時−22時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/special/hearttoheart/

J-WAVEニュースの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。