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スウェーデンの陶芸家「リサ・ラーソン展」に行ってきました!

赤と白のシマシマの猫、といえば?

そう、皆さんもご存知、スウェーデンを代表する陶芸家リサ・ラーソンの猫「マイキー」ですよね。彼女のイラストや陶芸作品は日本でもおなじみです。

そんな彼女の作品を展示した『北欧を愛するすべての人へ・リサ・ラーソン展』が、銀座松屋で9月13日より開催されています。この展覧会は、2016年にロェースカ美術工芸博物館(スウェーデン・ヨーテボリ)で開催された『リサ・ラーソンの作陶60周年』展の出品作品をベースにしたもの。初期から近年に至る代表作約120点がテーマ別に展示されています。

さらに、彼女自身が所蔵するユニークピースや、彼女の夫である画家・アーティストのグンナル・ラーソン氏の特別展示など、計約190点の作品も並ぶという、リサ・ラーソンについて隈なく網羅した内容となっています。リサ・ラーソンの代名詞といえる動物作品から、独特のユーモアと浮遊感を内在する人物作品まで、今までのラーソンとはちょっと違う作品も観られるとか・・・。それは見てみなければ。ということで、早速行ってみました!

「そこでストップ、そのままで、とよくグンナルに言われたわ。作りすぎてしまわないこと。より少ないところで留めておくと、より豊かな表現ができるのよ。」

会場内で流されていたインタビューでそう語っていたリサ・ラーソンの初期の人物作品たち。確かにシンプルに豊かな体型だけで(彼女の作品の女性像は全て下半身が太め)表現されています。犬や猫の作品は表情までしっかり作り込んでいるのに対し、人物の作品は究極まで削ぎ落とされているのが印象的でした。

「作品を作るのは大好き。何も予定がない日は12時間くらい没頭することもあるのよ」

という彼女。しかし大学入学の時の面接では、何になりたいかと聞かれ、「ファッションデザイナー」と答えたのだとか。

日本びいきのリサ・ラーソン

陶芸のクラスは先生が偶然振り分けたそうです。しかしそこで初めて土に触れ、

「これは私にとても合っている!」

と陶芸に開眼。在学中は、時に深夜の1時すぎまで夢中になって作品を作り続けたそうです。1955年に日本の工芸に出会ったとのことですが、それだからでしょうか、彼女の作品の中にはどこか日本的なエッセンスも感じられます。

「日本はとても素晴らしい国。生まれ変わったら次の人生は日本で過ごしたいわ」

80歳を過ぎてもなお作品への情熱に溢れるリサ・ラーソン。日本人から愛される秘密は、彼女のそんな気持ちが作品に込められているからかもしれません。

展示会では、彼女の作品の他、夫であるグンナルさんの作品や、娘のヨハンナさんの編んだセーターなども展示されています。リサ・ラーソンのグッズもたくさん販売され、私も塩コショー入れや、オリジナルタオル、来年のスケジュール帳などを買い込んでしまいました。

『北欧を愛するすべての人へ・リサ・ラーソン展』は9月13日から25日まで銀座松屋8階イベントスクエアで開催です。

詳細は http://www.lisalarson.jp/ をご覧ください。

 

(写真・文/松岡明子

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