【知っておくと便利】カーペットの汚れの取り方10選#生活の知恵

【知っておくと便利】カーペットの汚れの取り方10選#生活の知恵

コーヒーやケチャップ、クレヨンなど…カーペットの掃除術を汚れ別にご紹介。カーペットは、丸洗いが難しいからこそ、上手なシミ抜き方法を覚えておくと便利ですよ。重曹や中性洗剤など、ご家庭でそろうアイテムを使ったアイデアばかり!

目次

カーペットを汚した時の応急処置

【汚れの種類別】シミ抜き方法

重曹を使ってカーペットをお手入れ

カーペットを汚した時の応急処置

カーペットを汚してしまったら、素早く処置をして落とすことが重要です。
ついてすぐの汚れは時間が経った時よりも落としやすいです。「つけてしまった汚れの落とし方がわからない」という時は、ひとまずこの応急処置で、カーペットの汚れを最小限にとどめることができます。

【用意するもの】

ぬるま湯(熱いお湯は避けてください)

タオル

スプレーボトル

ティッシュペーパー

中性洗剤
【手順】

ティッシュ等で水分や、おおまかな汚れを取り除きます。こすったりせず、吸い取るように。固形物の場合はフォークなどを使うか、指でつまみ取りましょう。

ぬるま湯をスプレーボトルに入れます。血液や牛乳などのタンパク質汚れの場合は凝固してしまうので、冷たい水や熱すぎるお湯は避けましょう。

汚れにスプレーをして、タオルでたたくように汚れを吸い取りましょう。汚れが広がらないように、タオルのきれいな部分に変えながらたたくのがコツです。

それでも取れない場合は、ぬるま湯に中性洗剤を少量混ぜ、3の作業を繰り返します。

中性洗剤を使った場合は、最後に洗剤がカーペットに残らないようぬるま湯だけで3の作業を行います。

 

【汚れの種類別】シミ抜き方法

© PIXTA

カーペットにつけてしまった汚れの原因がわかっている場合は、その汚れに合ったシミ抜き方法がおすすめです。
汚れ別染み抜き方法をご紹介しましょう。

 

【汚れをシミ抜きする前に知っておくべきこと】

染み抜きに使った洗剤が残っていると、それも汚れの原因になります。洗剤は水で薄めて使い、シミ抜きをした後は、水を含ませたタオルなどで洗剤を拭き取りましょう。
ベンジンを使う際も少しずつ様子を見ながら使い、カーペットを傷めないように注意しましょう。
また、カーペットの色が変わってしまう場合があるため、漂白剤は使わないほうがベターです。
ここでご紹介したシミ抜き方法でも取れない場合は、無理せずプロのクリーニング業者の頼みましょう。

 

水溶性の汚れ

醤油・ソース

ティッシュペーパーなどで、カーペットの表面の汚れをできるだけ吸い取ります。

中性洗剤水を含ませた雑巾で拭き取りましょう。

 

コーヒー・紅茶

水で固く絞った雑巾で、カーペットの汚れを叩きます。

中性洗剤水をコットンなどにつけ、汚れに染みこませます。

雑巾などの布で上からおさえて、ブラシなどでたたいて雑巾に汚れを移し取ります。

 

チョコレート

ティッシュペーパーなどでカーペットの汚れを拭き取ってから、ベンジンでチョコレートの脂肪分を拭き取ります。

中性洗剤水を含ませた雑巾で汚れを叩き出します。

 

牛乳

テッシュペーパーなどで、カーペット表面の汚れを吸い取ります。

中性洗剤を含ませた雑巾でたたくように汚れを拭き取ります。タンパク質が凝固して取れにくくなってしまうので、仕上げの水拭きでは、冷たすぎる水や熱いお湯は使わないでください。

 

油性の汚れ

マヨネーズ・ケチャップ

カーペット表面の汚れをヘラのようのものでこすり取ります。

お湯を含ませた雑巾で拭き取ったあと、中性洗剤水を含ませて拭き取ります。

 

クレヨン

ベンジンをコットンなどに染みこませ、上からブラシなどでたたいてカーペットの汚れを移し取ります。

中性洗剤水を染みこませた雑巾で、揉み出すように汚れを落とします。

 

カレー

水をしぼった雑巾で、叩き出すようにカーペットの汚れを落とします。

落ちない場合は毛糸洗い用の洗濯洗剤を水に溶かし、雑巾に含ませて叩き出すように汚れを落としましょう。

 

その他の汚れ

© PIXTA

泥を乾かしてからブラシで払い落とし、中性洗剤を染みこませた雑巾でカーペットの汚れを叩き出します。

 

ガム

氷などで、カーペットにくっついたガムを冷やして固めます。

固まったらヘラなどではがし、残ったガムはベンジンなどを含ませた雑巾でたたき落としましょう。

 

水溶性ですが、タンパク質が凝固して取れにくくなってしまうので、冷たすぎる水や熱いお湯は使わないでください。

水を固くしぼった雑巾でカーペットの汚れをぽんぽんとたたき、ベンジンなどを染みこませた布に汚れを移し取ります。

中性洗剤を雑巾に染みこませて、雑巾に汚れを移すように拭き取ります。

 

重曹を使ってカーペットをお手入れ

© PIXTA

夏場の汗の汚れや臭いなど・・・カーペット全体のお手入れには重曹が便利です。
ただし天然繊維など、カーペットの種類によっては重曹を使わないほうが良い場合もあります。購入元で確認するか、カーペットの端の目立たない箇所でテストしてみてから行うようにしてください。

 

重曹スプレーでのお手入れ方法

汚れが気になる部分には、重曹スプレーを使ってお手入れをしましょう。
スプレーボトルに水カップ1と重曹小さじ2~3杯を入れ、よく溶かします。
気になる汚れにスプレーし、きれいな雑巾で拭き取りましょう。

 

念入りに掃除したい時は重曹をふりかける

カーペットの臭いが気になる場合は、重曹をそのまま振りかける方法がおすすめ。
カーペット全体に重曹をふりかけて、ゴム手袋をした手やブラシなどで重曹をなじませます。
1時間ほど放置し、掃除機で吸い取りましょう。夜寝る前にふりかけて一晩放置してもOK。
重曹が汚れを中和し、嫌な臭いをスッキリ消臭してくれますよ。

 

いかがでしたか?つけてしまった汚れはすぐ落とせばきれいにすることが可能です。
ご家庭で簡単にできる方法なので是非試してみてくださいね。

 
 

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