「お節介なおばちゃん」で社会貢献する、山本シュウ

access_time create folderエンタメ

「お節介なおばちゃん」で社会貢献する、山本シュウ
J-WAVEで放送中の番組「WITH」。この番組は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)と闘病しながら活動している武藤将胤がお送りしています。9月1日(金)のオンエアでは、「レモンさん」こと、ラジオDJ・テレビMCの山本シュウさんをゲストに迎えてお話を伺いました。

山本さんの活動は、まさにフリースタイル。人とのつながりをとても大切にしながら、「レモンさん」の愛称でさまざまな社会貢献に実績を残しています。

武藤:山本さんは「レモンさん」の活動のほうが有名になってる気がしますが…。
山本:最近は「レモンさん」でいいと思ってるんですよ。「本を書いてほしい」って言われたとき、Mr.Childrenの桜井くんやCharaちゃんなどにお願いして対談ページを作ったんです。その影響もあって全国で読んでくれる人が増えました。それから「講演して」って呼ばれるようになり、講演をしていたら「先生やって」って言われて、大阪の某国立大学で教職論を教えて今年で11年目になるんです。

ほかにも山本さんは、「献血推進プロジェクト」のリーダーを務めたり、エイズ啓発の一環として小田和正さんや綾香さん、GLAYのTERUさんたちに声をかけ実現した「レッドリボン ライブ」など、さまざまな活動をされています。

山本:この活動は全部、運命だと思うんです。「これやりなさい」ってお節介なおばちゃんに言われるみたいに(笑)。
武藤:つながりによって確実に山本さんの輪が広がっていますね。
山本:そうですね。僕は長屋で育ったから周りにお節介な人が多くて、そのお節介が体に染み付いてるんですよ。誰もがたくさんの人にお世話になっているから、僕は地球上にいるすべての人は親戚だと思ってるんです。たとえば、HIVに感染して誰にも悩みを言えず孤独を感じている親戚がいたら、「おばちゃんに言うて!」って僕が代弁するような気持ちですね。
武藤:なるほどー! そうなんですね。
山本:人は孤独になると解決策が分からなくなり苦しむ。でも、周りに人がいたら、いろいろな解決策が出てくるからつながりはとても大事なんです。

最後に武藤は山本さんに、「活動で行き詰まった場合はどのように乗り越えられるか?」と質問すると、山本さんは、「だいたいお節介なことや新しいことをするときは、必ず痛い目に遭うの。でも、『できることを、できる範囲で諦めない』っていつも自分に言い聞かせています。つまり、“ゼロか100か”の議論はやめて、『1パーセントでも可能性があればチャレンジしてみない?』ということ。限界は自分が『限界です』って決めた瞬間なんだから」と話し、人を思いやる気持ちや、誰かの手助けになることなど考えてみるオンエアになりました。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「WITH」
放送日時:毎週金曜 26時30分−27時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/dc4/

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 「お節介なおばちゃん」で社会貢献する、山本シュウ
access_time create folderエンタメ
local_offer

J-WAVEニュース

J-WAVE 81.3FMでオンエアされた話題を、毎日ピックアップしてお届けしています。

ウェブサイト: https://news.j-wave.fm/news/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。