【インドネシア国際モーターショー2017】注目の日本車紹介
▲インドネシアのジャカルタ・コンベンションセンターで、2017年8月10日から20日にかけて開催された、インドネシア国際モーターショーから、日本車の展示モデルを紹介する
三菱 エクスパンダーをはじめ、注目モデルが登場
日本車のシェアが99%にも達するインドネシア。そんな地で、2017年8月10日から20日に開催されたインドネシア国際モーターショーの模様を紹介する。当然主役は日本車で、各メーカーとも大きなブースを構えていた。大型デビューモデル、三菱 エクスパンダーをはじめ、得意のハイブリッド車などが多数出品されており、見どころの多いショーだった。
▲ASEAN地域で大人気となっている、パジェロスポーツのイメージを色濃く反映させているFFベースの7人乗りコンパクトMPVが、三菱 エクスパンダーだ。インドネシア国内では今秋より発売される。ASEANなど一部地域へは2018年春より出荷予定。ショー会場ではいちばん人気となっていた
▲ダイハツのコンパクトカー技術を生かしたMPVのコンセプトモデルのマルチシックス。ウォークスルーができる広大な室内空間と、スタイリッシュな外観を両立させている。何世代も同居する大家族社会となるインドネシアでは、多人数乗車が可能なMPV人気は高い。来場者の反応をみるために出品された模様
▲上のマルチシックスとは対極をなす、ダイハツのセダンコンセプト。大家族スタイルが定番のインドネシアでも、核家族化が進んでおり、そのような層の反応をみるために出品されたようだ。ハッチバックの方がセダンより税金が安い彼の地の事情もあり、ハッチバックセダン風のデザインを採用
▲インドネシアの国民車といってもいい存在がトヨタ アバンザだ。若年層をターゲットにしたモデルが、このアバンザヴェロス。日本車でいえば、軽自動車のカスタム仕様といったところか。ブラックのアルミホイールや、ハニカムグリルが印象的。日本の5ナンバーサイズに収まるコンパクトモデル
▲トヨタ ヤリスはヴィッツの海外名ではあるが、ヴィッツとは一風異なるモデルが、このヤリスハイカーズだ。ホイールアーチに樹脂製オーバーフェンダーなどが採用され、SUV風に仕立てられている。現地のヤリスとは異なる1.5Lエンジンを搭載。全長も日本のヴィッツより大きい4mオーバーサイズ
▲日産はディフュージョンブランド(弟分)である、ダットサンからコンパクトモデル、GOのコンセプト、GO Liveを発表。世界各地でダットサンはモータースポーツ仕様などを展示しており、今回のこのモデルも若年層へのアピール強化を狙ったものと思われる。市販車に反映されるかは未定だ
▲インドネシアで業界ナンバーワンのタクシー会社が、車両を採用している印象が強かったホンダ モビリオ。コンパクトハッチバック、ブリオをベースに、3列シートを与えたコンパクトMPVだ。今回のショーでは、フェイスリフト版を展示。厚みを増したボンネットなど、質感の向上が図られている
▲日本でも人気のコンパクトハッチバック、スズキ イグニスの本格オフロード風スタディが、イグニスSアーバンコンセプトだ。現地での大盛り上がりぶりは印象的だった。趣味性の強さもアピールされており、あのジムニーの4ドア兄貴分として日本に登場してもおもしろそうなデザインだ
▲日本でも販売されているコンパクトハッチバック、バレーノがインドネシアでデビュー。彼の地ではセダンの税金が高くなるということで、プレミアムハッチバックともいえる存在感のあるバレーノは、インドネシアでも人気が高まりそうだ。アジア各地で人気があり、インドでは高い人気が続いている
▲スズキブースで存在感を放っていたのは、7人乗り小型MPVのエルティガ。数台がブースに配置されていたが、その中で目をひくモデルが、このディーゼルハイブリッド。システムの詳細はわからないが、1.2Lディーゼルエンジンがベースとなっており、トランスミッションは5MTが組み合わされるtext&photo/マガジンX編集部
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