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インスタ映えを狙いすぎた怪メニュー!「ジョッキ麺」のインパクトが無双すぎる【名古屋】

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お酒を飲んだ後の〆ごはんも居酒屋店での楽しみの一つ。私なんぞは、〆ごはんを美味しく食べるために飲んでいると言ってもいいほどである。

ところで、居酒屋店の〆ごはんといえば、皆様は何をイメージするだろうか。

お茶漬け? それとも雑炊? おにぎり? ラーメン? あ、店主自慢の手打ち蕎麦を〆に出すお店もあると思う。

お酒と料理を気軽に楽しめるお店

多くの飲食店が軒を連ねる名古屋・栄3丁目の一角、雑居ビルの3階にある居酒屋店「住吉町 もくらん」では、かなりユニークな〆ごはんがあるというので行ってきた。

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こちらが、店主の藤原幹彦さん。

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藤原さんは高校卒業後、大手外食チェーンに勤務。新店舗の立ち上げやメニュー開発などを担当していた。

20歳のときにはニューヨークでコーヒーショップをオープンさせたこともある。扱った料理は多岐にわたり、洋食をはじめ、和食や麺類、弁当まで作った。

「すごくマルチな才能を持っていると思われがちだけど、“薄っぺら広~い”だけ(笑)。外食チェーンを辞めた後は、うどん店やカレー屋さん、喫茶店をやっていた。その後、焼酎ブームにのって焼酎バーをオープンさせたんだけど、もっと気楽にお酒と料理を楽しんでほしいと思って、今のお店に移転リニューアルしたんだよ。3年前になるかな」(藤原さん)

名物「焼きシューマイ」

〆ごはんを作ってもらう前に、藤原さん自慢の一品をアテに飲むことにした。その方がより〆ごはんおいしく食べられるってもんだ。

で、出してくれたのがこれ。ん? これは餃子?

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「ウチの名物『焼きシューマイ』(486円)だよ。僕は餃子が大好物で、専門店をやろうと思ったことがあるくらい。でも、ライバル店も多いし、皮からこだわって作らなきゃならない。そこで、シューマイなら勝負できるかもしれないと(笑)。フツーに出してもつまらないから、作ったシューマイをつぶして焼いてみたんだよ」(藤原さん)

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辛子醤油をつけてパクリ。うん、うまい!

餃子は皮を、シューマイはあんを味わうといわれるが、これはそれぞれイイトコどり。無性にお酒が飲みたくなってくる。

最近、密かなブームになっているレモンサワーがいいな。

藤原さ~ん、レモンサワーくださ~い!

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「ハイよ! これもウチのオススメだよ」と、藤原さんが出してくれたのは、梅とレモン、トマトのサワー。まずは、レモンサワーをグビリ。ん? あれっ? レモンがカチコチに凍っているではないか!

「氷の代わりに凍らせたレモンや梅、トマトを入れた『カッチンコッチンサワー』シリーズ(各540円)だよ。溶け出すとだんだん味が染みてくるんだけど、2杯目から3杯目がベストだね。中身だけのおかわりは300円でできるよ」(藤原さん)

面白いのは、カクテルのソルティードッグのようにジョッキの縁に塩をつけた「カッチンコッチントマトサワー」(上写真のいちばん右)。何が面白いかって、溶けたトマトがそのまま酒の肴になるのだ(笑)。この世に居酒屋店は数あれど、お酒とつまみが一つになったメニューは、おそらくここだけだろう。

インスタ映えを狙った「ジョッキ麺」

サワーを3杯も飲んだおかげで酔いがまわってきた。ここらで〆ごはんを作ってもらうことに。

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これが材料。キュウリとニンジン、ハム、錦糸卵、ネギ、ワカメ、レタス、トマト。ひょっとして、暑い季節に食べたいアノ麺料理か?

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藤原さんは、冷蔵庫から取り出した麺をボールの中で軽くもんで、つゆをなじませている。やっぱり、冷やし中華だったのだ。

たしかに〆ごはんで冷やし中華というのは珍しいが、「焼きシューマイ」や「カッチンコッチンサワー」と比べるとインパクトが少ないような……。

何だか、テンションが下がってきた。こりゃボツになるかもしれない。ほかのネタを探さなきゃと思った瞬間……。

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ええーっ!?

麺をジョッキにイン!

なっ、何じゃこりゃぁぁぁ!

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「これが冷凍庫でキンキンに冷やしたジョッキで味わうウチの名物『ジョッキ麺』(540円)だよ。ほら、最近はインスタ映えする料理が流行っているでしょ? ウチも何かできないかと思って考えたのがコレ。まぁ、味は見た目どおりなんだけどね」(藤原さん)

「ジョッキ麺」は、「冷やし中華」(写真上、中央)のほか、シンプルな「とろろ月見蕎麦」(左)とトマトとバジルの冷製パスタ風の「トマトまみれそうめん」(右)の3種類を用意。

今のところ、メニューは冷たい麺のみだが、寒くなる頃には温かい麺も出したいと考えているとか。

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「『ジョッキ麺』を作ったのは今年の春。まだ寒い日もあったので、『ジョッキカレー』を作ってみたんだよ。ところが、インスタ映えを狙っているはずなのに、見た目が最悪(笑)。『カレーは飲み物』ってメニュー名も決まっていたんだけどね。でも、まだ諦めてはいないよ」(藤原さん)

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飲み会のスタートはジョッキに入ったビール片手に乾杯。終わりもジョッキに入った麺で乾杯。

楽しそう! と思ったアナタ、是非トライを。

そしてインスタにアップして、みんなの度肝を抜いてくれ!

お店情報

住吉町 もくらん

住所:愛知県名古屋市中区栄3-9-22 グランドビル3階

電話番号:052-251-7060

営業時間:18:00~翌2:00くらい

定休日:日曜日、祝祭日

ウェブサイト:http://www.mokuran.com/

www.hotpepper.jp

※この記事は2017年7月の情報です。

※金額はすべて税込みです。

書いた人:永谷正樹

永谷正樹

名古屋を拠点に活動するフードライター兼フォトグラファー。地元目線による名古屋の食文化を全国発信することをライフワークとして、グルメ情報誌や月刊誌、週刊誌などに写真と記事を提供。最近は「きしめん」の魅力にハマり、ほぼ毎日食べ歩いている。

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