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メドレーとトレタが語る、医療・飲食業界の課題に挑戦するプロダクトの開発プロセス・マインドとは

医療ヘルスケア分野の課題を解決するメドレーのプロダクト紹介

最初にメドレー・トレタ両社から、それぞれのプロダクトが紹介された。まず登壇したのは、メドレー取締役CTOの平山宗介氏。

株式会社メドレー取締役CTO 平山 宗介

メドレーは「医療ヘルスケア分野の課題を解決する」というミッションのもと、2009年に瀧口浩平氏が創業し、最初のサービスとなる「ジョブメドレー」をリリースした。

2015年には、瀧口氏の小学校からの友人であり医師の豊田剛一郎氏がジョインし、新たに3つのサービスを開始した。現在では以下の4つのサービスを展開している。
医師たちがつくるオンライン医療事典「MEDLEY
オンライン診療アプリ「CLINICS
医療介護の求人サイト「ジョブメドレー
口コミで探せる介護施設の検索サイト「介護のほんね

平山氏は医療業界の課題を解決するための代表的な取り組みとして、Webを通じて予約からビデオチャットでの診察、決済や薬・処方箋の配送までをワンストップで提供できるオンライン診療アプリ「CLINICS」の4つの特徴を紹介した。
24時間いつでも可能な診察予約
医師との情報共有を容易にするオンライン問診
通院の負担を減らすオンライン診察
かんたんカード決済で薬・処方箋も自宅に届く

遠隔診療(オンライン診療)は2015年8月に厚生労働省からの事務連絡で実質解禁され、国も成長戦略の中で推進を提言。北海道から沖縄まで全国の幅広い診療科で導入され、オンライン診療サービスではNo.1のシェア(※)を獲得している。

(※株式会社シードプランニング 「2016年版遠隔診療サービスの現状と将来展望」記載の導入数より)

医療業界はいまだ古い慣習なども残る特殊な世界で、テクノロジーによる変革が進んでいない。このままでは医療が破綻しうる課題を多く抱えている中で、メドレーはそうした課題をテクノロジーの力で1つずつ解決していくために、医療従事者(医師)とエンジニア・デザイナー(クリエイター)が対等な立場で議論しながらプロダクトを開発している。

メドレーにはGitHubのアカウントを持つ医師も多い。

さらに縦割りのプロジェクト体制ではなく、「PM(プロダクトマネージャー)×事業部長」という二人三脚にすることで、開発と事業の連携をスムーズに進めている。

平山氏はこうした開発への想いを、ブログ「メドレー平山の中央突破」に綴っている。

飲食業界の課題に向き合い、顧客満足度も上げるトレタの取り組み

続いて、トレタのサービスデザインの責任者であり、プロダクトオーナーとして製品開発組織のマネジメントも務める上ノ郷谷太一氏が登壇した。

株式会社トレタ CDO 上ノ郷谷太一氏

トレタは、2013年7月にCEOの中村仁氏と増井雄一郎氏が飲食店の課題に向き合うべく立ち上げた。

売り手よし・買い手よし・世間よしという「三方よし」の精神で飲食店に繁盛をもたらし、お客さまの満足度を上げてきたと上ノ郷谷氏は語る。

トレタは飲食店が抱えていた以下のような顧客管理の課題を、紙の顧客台帳をiPadの顧客管理システムに置き換えることで解消してきた。
予約の管理に時間がかかる → 簡単で失敗しにくい入力が可能
読み取りミスによる事故 → 紙ではできない見やすい表現
消し忘れによる機会損失 → 情報が整理されミスやロスが減る
お客さま情報の属人化 → お客さま情報をシステムで管理

特にこだわったのは、ITリテラシーの高い人だけではなく、たくさんの人がちゃんと使える、例えば今日入ったばかりのバイトでもすぐわかる使いやすさ。その結果、予約台帳市場で2年連続シェアNO.1を達成している。

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