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【au×TRANSFORMERS】真っ白な「ANNIN」モデル登場!

今年春に始まった「au×TRANSFORMERS PROJECT」。トランスフォーマーがINFOBARに完全変形する玩具を製作するプロジェクトで、クラウドファンディングでは3,000万円を超えるご支援を頂き、大きな話題になりました。

参考記事:「INFOBAR」がトランスフォーマーに! 超コラボプロジェクト、スタート!

さて、本プロジェクトでフィーチャーされたのは「NISHIKIGOI」、「ICHIMATSU」、「BUILDING」の3種類でしたが、実は初代INFOBARには全4種類が存在していたのをご存知でしょうか。

そのモデルが「INFOBAR ANNIN」。

2004年に発売されたANNINはその名が表す通り、杏仁豆腐をモチーフとしており、ボタンからボディー側面、アンテナに至るまで真っ白というクールなカラーリング。実はクラウドファンディング中にも、「ANNINモデルはいつ出るのか?」「ANNINモデルが出ることを期待して支援する」といったコメントをいただきました。

皆さんのそんな熱い要望に応えるべく、「INFOBAR OPTIMUS PRIME(ANNIN)」が発売されることが決定しました! この新しいモデルの詳細と、鋭意製作中の3モデルの開発状況について、タカラトミーのトランスフォーマーデザイナー 大西裕弥さんと、生産担当 寺本敦志さんに話を伺いました。

「ANNIN」モデル発売決定の経緯と特徴とは

――「au×TRANSFORMERS PROJECT」は大きな反響がありましたね。


タカラトミー トランスフォーマーデザイナー 大西裕弥さん

大西さん「はい、INFOBAR、トランスフォーマー共にファンが多く存在するので、今回のコラボは非常にインパクトのあるプロジェクトになりました。

実は、トランスフォーマーにおいては、クラウドファンディングを使用して製品化の支援を集めるというのが初挑戦だったんです。社内においても非常に注目されているプロジェクトでした」

――ANNINモデルの製作が決定した経緯を教えてください。

大西さん「クラウドファンディングに参加いただいた方々から、“ANNINはないんですか?”というご質問や要望が数多くありまして、KDDIさんと検討を行いました。やはり初代INFOBARをモチーフにしているのならANNINははずせないという結論に至り、是非とも作成しましょう! ということで、開発がはじまりました。

初代INFOBARにおいても、ANNINは最初からラインナップにあったわけではなく、先行して3種類が販売されたあとに販売されたという経緯があるので、INFOBAR TRANSFORMERSのストーリーとしても良いのではないかと思います」

――BUILDING、NISHIKIGOI、ICHIMATSUの3種との違いはありますか?

大西さん「色の面で大きな違いがあります。ほかの3モデルは、複数色使ってパターンが示されていますが、ANNINはメインカラーが白一色。もちろん白といっても、原色の真っ白ではなく、INFOBARをよく見ていただくとわかりますが、何色か混ぜ合わさった白色なので、今回のフィギュアでも非常に絶妙な加減で色を加えていくことになります。

白のボディーって、一歩間違うとチープに見えたり、加えた色が強調されすぎて調整が難しいんです。INFOBARの高級感を出来る限り再現できる様に、発売ギリギリまでブラッシュアップしていく予定です」

――白といっても、色々な調整が必要なんですね。ANNINのイメージイラストも拝見しましたが、ほかのINFOBAR TRANSFORMERSにはない白さは特別感があって良いですね。

大西さん「クラウドファンディングの3種は、トランスフォームした際のフレームやボディー内部のカラーリングでキャラクターの特徴を際立たせました。たとえばICHIMATSUにはバンブルビーカラーの黄色が入っています。

ANNINについては、白一色で一度テストモデルをつくった際に白だけのロボットモードが結構クールだと感じたんですね。その体験をキッカケにANNINのカラーをスポイルせずに極力、色を加えないことでクールさを出すということをコンセプトにして開発に取り組みました。

また、マーケティングの要望からオプティマスプライムとしてリリースすることが決まっていたので、白を生かしてどう彼らしさを出せるかということも同時に検討しています。実際のアイテムとしては、ロボットモード時もANNINの白色を目立たせながらも、白に良く合うブルーを採用し、実写映画のオプティマスプライムのファイヤーパターンをアクセントとして取り入れることにしました。そうすることでANNINの白色が映えつつ、キャラクター性をもたらせることを目指しています」


取材時(6月)のINFOBAR OPTIMUS PRIME(ANNIN)のテストモック。まだ彩色も文字の印刷もされていないのがわかる

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