今まで皆無だった『まんが道』グッズ 現役漫画家も購入するそのこだわりとは?

118129059_o2

「100m先からでもデザインがわかる」と言われるほどのアパレルブランド『ハードコアチョコレート』。
今回は、そんな“コアチョコ”から登場した『まんが道』シリーズについて、デザイナーであり代表のMUNE氏にお話を伺ってみました。

漫画家のバイブル『まんが道』

――『まんが道』デザインのグッズって、珍しくないですか?

116324128_o1

ハードコアチョコレート MUNE氏(以下MUNE):今回、藤子不二雄A先生のシリーズとして、『まんが道』もデザインしたんですけど、確かに『まんが道』グッズなんて無いですよね。作るところが居ないような、渋いところを突きたいな、っていつも思ってます。
『まんが道』以外も『ブラック商会 変奇郎』とか『フータくん』作るのって、たぶんウチだけです(笑)。

116393683_o1 116393525_o2

あと、『まんが道』のキャップは 現役の漫画家さんからも注文があったりしましたね。

―― え、すごいですね

MUNE:ほら、手塚先生もすごいんだけど、すごすぎて遠い、って感じるところもあるじゃないですか。藤子不二雄先生はより身近な神様、近い神様なのかなあ、って感じてます。

漫画家の人達にとって、『まんが道』ってバイブル的な存在なんですね。だから漫画に携わっている、漫画に近い人たちほど注目度が高いんじゃないかな、って思いますよ。

118129059_o5

―― キャップのデザインで苦労したところとかありますか

MUNE:今回、Tシャツはもちろんなんですが、キャップはこだわりましたね。昔のコミックス版の色合いやデザインを参考に、とことんオリジナルを尊重してます。(刺繍で)グラデーション表現するところは工夫しましたね。

118129059_o1

今回の『まんが道』のロゴは『藤子不二雄ランド』版のではなくて、『ヒットコミックス』版のロゴなんですよ。

google

―― (Gooleの検索結果を見ながら)本当だ……

MUNE:これ、出せてよかったです。いろいろコラボしている中で会心の出来ですね! デザインしている最中に「これはすごいものができるぞ」ってブツブツ言いながらデザインしているの(笑)。キチガイの研究員みたいな(笑)。

今後のコアチョコについて

MUNE:(コラボを)渋いところで出したからこそ、渋いところに響くような、そういう作り方は続けていきます。より一般的なのは、(ウチじゃなくて)そちらにお任せして。

熱狂的ファンとの戦い……ですね。熱狂的ファンを納得させたいですね。「くやしい!これは買う!」そういうのを見るとすごく嬉しいんですよね(笑)。

―― 今日はありがとうございました。

“ギリギリまで攻めるデザイン”として、根強いファンに支えられているハードコアチョコレート。すべてのデザインに共通しているのは「元の作品に最大限のリスペクトを払っている」という点。“攻め”つつも敬意が見えるからこそ、長く愛されていると言えそうです。

Tシャツ界の悪童 ハードコアチョコレート「アニメ・マンガ」
http://core-choco.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=816694&csid=0

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. 今まで皆無だった『まんが道』グッズ 現役漫画家も購入するそのこだわりとは?

オサダコウジ

慢性的に予備校生の出で立ち。 写真撮影、被写体(スチル・動画)、取材などできる限りなんでも体張る系。 アビリティ「防水グッズを持って水をかけられるのが好き」 「寒い場所で耐える」「怖い場所で驚かされる」 好きなもの: 料理、昔ゲームの音、手作りアニメ、昭和、木の実、卵

TwitterID: wosa

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

記事ランキング