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【ネット系女子!】デート写真もプロが撮影! 出張フォトサービス「ラブグラフ」CCO・村田あつみさん

いまどきのネットを騒がせている女性たちを紹介する「ネット系女子!」。20回目は株式会社ラブグラフ創業者であり、取締役CCOの村田あつみさん。

「ラブグラフ」はカップルのデートやご夫婦、家族のお出かけにプロカメラマンが同行し、自然体で幸せな瞬間を撮影してくれるというフォトサービス。「自撮りとはまったく違う、クオリティの高い写真が撮れる」と、10〜20代を中心にネットやテレビで話題となり、今では月間200組以上のカップルが利用しているそうです。

このサービスの創業者にしてWebデザインや広報業務など幅広い業務を手がける村田さんに、ラブグラフを立ち上げたきっかけや仕事のやりがいをうかがいました。

カップルの幸せを形にする出張フォトサービス

――どれくらいの年齢層の利用者が多いんですか?

「10代後半から20代前半がいちばん多いですね。SNSにカップル写真を載せることに抵抗のない層から使っていただき、広まっていった印象です。カメラマンも同じ世代の人が多いので、緊張せず自然な表情で撮影できるところが魅力です。また、撮影料金は1〜2時間ほどの撮影で一律1万6千円と、割と手軽に利用できる価格帯に設定しています」

――若いユーザーから支持されているんですね。

「現状マーケティング的には、ミレニアル世代の方を対象にしたサービスなんです。今後は、ユーザーの年齢層も年々上がっていくと考えています。実際、始めた当初はカップル写真が中心でしたが、今ではブライダル写真や家族写真など、使い方も多様化しているんですよ」

「写真を見て『彼氏といるときの私ってこんな顔で笑うんだ』とか、『2人でいるとこんな表情をするんだ』など、自分たちの意外な一面を発見できるんです」

――そもそもサービスを立ち上げたきっかけはなんだったんでしょう?

「大学生3年生のときにデザイナーとして働いていたWebサイトを運営するスタートアップ企業でカメラマンの駒下(純兵さん/現・ラブグラフ代表)と出会ったことがきかっけです。彼は当時から自分のカメラで撮影した写真をTwitterにアップしていたんですが、『自分が撮影することで誰かに喜んでほしい』という思いから、友人カップルを撮影するようになったんです。

その頃私は、デザイナーとして技術もついてきて、『心の底から打ち込めるなにかをつくりたい』と思いはじめていた時期でした。なにがいいか考えたときに、友達の恋愛や家族の幸せが思い浮かんだんです。そんなタイミングで見かけた駒下の写真は幸せそのもので、本当に素敵だったんです。これをもっと世の中に広めたいと思って『Webサイトにしようよ!』と声をかけました」

――すぐにビジネスになると?

「いえ、最初はほとんど趣味のような感じですね。当時はカメラマンが交通費だけいただいて撮影に行くといった感じでしたし。ただ、私が良いなって思った駒下の写真に『自分たちも撮影してほしい』という連絡が結構あって。カップルとしての思い出を良い形で残したいという思いは、誰もが持っているんだと感じました。

実際、サイトをオープンした当日からすごい反響で、告知はSNSのみでしたが、一晩で3万PVを記録したんです。サイトを見て、ラブグラフの理念に共感してくれた人がカメラマンになりたいと連絡をくれたりもしました。関西を拠点としていたんですが、連絡をくれた人に県外在住者が多かったので、早い段階から全国規模でサービスを展開することができました。ネットの力ってすごいですよね(笑)。その後、企業からの問い合わせやタイアップなどの依頼が増えた結果、1年後に会社として『ラブグラフ』を立ち上げました」

「大切な人と過ごす時間が幸せ」ということを再認識できるサービスでありたい

――村田さんはCCOとしてどんな仕事をしているんでしょうか?

「CCOとは、クリエイティブとブランディングの責任者で、経営陣のひとりです。普通の会社にはCCOは置いていないことが多いですが、我々はラブグラフというひとつの『ブランド』を強みとしています。なので、そのブランドを定義し、広め、守っていくことがCCOの使命です。そのためには、見た目のデザインはもちろん、どう情報発信していくかの広報や、マーケティング戦略、カメラマンマネジメントも重要になってきますので、さまざまな役割を巻き込んでブランディングに取り組んでいます。

たとえば、写真。ラブグラフ専属のカメラマンのことを『ラブグラファー』と呼んでいるんですが、採用率は約10%です。写真の技術はもちろんですが、コミュニケーション能力も備えているかも厳しくチェックしています。デートに同行するのに、ひと言も喋らなかったら、楽しい雰囲気を台無しにしてしまいますからね。また、クオリティについてのポイントなどを載せたマニュアルをラブグラファーに配布したり、定例ミーティングでカメラマンマネージャーが写真をチェックするなどして、クオリティを維持するよう心がけています」

ラブグラフのロゴも村田さんがデザインしたそう。「ストレートにLOVEを表現したくて、ハートにしました」

――Webデザイナーとしてサイト制作も担当したそうですね。

「はい。立ち上げ時には、ロゴやデザインはもちろんコーディング、Wordpress実装などもひとりで行いました。デザインする上で意識した点としては、写真がいちばん目立つようシンプルにしました。それに加えてお客様のお名前やコメントを掲載したりして、メディアとしても楽しめるように工夫しています。

ラブグラフは、『大切な人と過ごす時間が幸せ』ということを再認識できるサービスでありたいと思っています。ですから、実際に利用していただいた方はもちろん、初めてみた人もそう感じてもらえるようなサイトづくりを心がけています」

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