Googleの音声アシスタント『Google アシスタント』日本語版がAndroid端末向けに提供開始

Googleは5月29日、音声アシスタント『Google アシスタント』の日本語版を提供開始したことを発表しました。『Google Play』を搭載するAndroid 6.0以上のAndroid端末向けに、本日から数週間かけて順次提供を開始していくとのこと。

『Google アシスタント』は、自然言語処理技術によりユーザーの言葉を理解し、人と話しているように会話することでユーザーの知りたいことを調べたり、やりたいことを支援するサービス。インストール後はスマートフォンのホームボタンを長押しするか「OK, Google」と呼びかけることで起動できるようになります。

5月29日に開催された発表会では、北海道旅行中のユーザーが音声会話で飛行機の便を調べたり、過去に北海道で撮った料理を『Google フォト』から検索したり、ジンギスカン料理の店を調べて別のユーザーにメッセージを送信するなどの操作を実演しました。

今後はiOSにも対応するほか、スマートウォッチや『Google Home』のような家庭用情報端末、自動車などへの対応を予定しています。機器メーカーはGoogleが提供する開発プラットフォーム『Actions on Google』を利用することにより、簡単なプログラムを書くだけで機器を『Google アシスタント』に対応できるとのこと。なお、発表会では『Google Home』の国内での提供時期については言及されていません。

Googleは本日から、ユーザーが利用可能な機能を紹介するウェブサイトを公開しています。

Google アシスタント – あなただけの Google
https://assistant.google.com/intl/ja_jp/