“サファイヤガラス” を本体に使用した HTC の「HTC U Ultra Sapphires Edition」のスクラッチテストが実施され、高級腕時計に使用されているサファイアガラス以上の耐久性を備えることが確認されました。サファイアガラスは宝石のサファイアのように硬くて頑丈なことから傷が付きにくいとされています。そのため、iPhone を始めとした多くのスマートフォンではカメラレンズだったり、腕時計ではカバーガラスに使用されています。耐久性は高い一方、通常のガラスやプラスチックに比べて高価なので、ディスプレイにサファイアガラスを使用すると本体価格が跳ね上がります。HHTC U Ultra Sapphires Edition はそんなサファイアガラスを前後に惜しみなく使用しており、他のスマートフォンよりも傷が付きにくいと言われています。いわゆる「サファイアガラス」には普通のガラスを多く混ぜた偽物も出回っているので、HTC U Ultra Sapphires Edition が真の意味でのサファイアガラスを搭載しているのかを耐久性を検査できるピック型器具を用いてテストしています。テスト結果は非常に満足のいくものでした。同じテストに使用されたサファイアガラスの TISSOT 腕時計よりも高いレベルのピックでさえ、TISSOT 時計は傷が付いたところ、HTC U Ultra Sapphires Edition は無傷だったのです。リアルなサファイアガラスを使用していることは事実だったようです。動画の冒頭で実施された ZAGG のサファイアガラス使用を謳う $50 ものスクリーンプロテクターが、なんとプラスチック並みの耐久性しかなかったことが発覚し、どちらかというと、こっちの方が大きく取り沙汰されています。
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