クラウドファンディングサービス『きびだんご』が海外スタートアップ製品の国内販売をサポートする“きびたん(仮)”をスタート
クラウドファンディングサービス『きびだんご』は、海外スタートアップやメーカー製品の国内販売をサポートする事業“きびだんご海外面白商品探索部(仮、略称“きびたん”)を発足。メディア向けに発表会を開催しました。
“きびたん(仮)”は、言語などが理由で日本進出にハードルがある海外企業をサポートし、クラウドファンディングで国内の支援者を事前に募ることにより、少ないリスクで日本での販売展開を実現する事業。
既に日本での販売展開に成功した例として、ビジネス用途とトラベル用途で切り替えて利用できるバックパック『Slicks Backpack』、飛行機の機内などで利用できるトラベルピロー『FaceCradle』を紹介。いずれも200人以上の支援者を集めた成功事例となっています。
4月27日まで支援を受け付けているプロジェクトからは、マイクロファイバータオル『Acteon』、ユーザーの周囲だけ冷却・加湿・空気清浄ができるパーソナルクーラー『Evapolar』を紹介。いずれも200万円以上の資金調達を実現しています。
発表会では今後販売を予定している製品が多数紹介されましたが、その中から気になるものをピックアップしてご紹介します。
『Beasts of Balanceバランスゲーム』は、スマートフォンアプリと連動して遊べるバランスゲーム。生物をかたどったブロックを台の上に積み重ねていき、その順番や組み合わせにより生物や環境が変化してスコアを獲得できるというゲーム内容。
『Calendar Watch』は、腕時計の盤面にE Inkで予定を表示できるスマートウォッチ。『Google カレンダー』や『iCal』と連動して24時間分の予定を表示することができます。
『Beeline』は、スマートフォンアプリで設定した目的地までの方向と距離だけを示すスマートコンパス。自転車やバイクのハンドルに取り付けて利用する用途を想定しています。
これらの一部は、『きびだんご』のサイトに『プロジェクトの種』として情報が公開されています。発表会では、盤面に浮き上がった球体の周回運動で時計やタイマー、特定の日までのカウントダウンを示すことができる時計『STORY』の情報を公開する工程にリアルタイムで立ち会うことができました。ちなみに、『きびだんご』にプロジェクトを公開する際は、プロジェクトメンバーと一緒に「きび・だん・ゴー!」の掛け声で公開するそうです。
『Kickstarter』や『indiegogo』といった海外のクラウドファンディングでプロジェクトに支援するのはちょっとハードルが高いですが、海外のスタートアップのユニークな製品を先物買いできる“きびたん(仮)”のラインアップ。まず『きびだんご』で気になる製品があるかチェックしてみては。
クラウドファンディング | Kibidango【きびだんご】
https://kibidango.com/
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。