【議論】生きた魚を飲み込む日本の伝統料理「シロウオの踊り食い」は残酷なのか / 女子大生「お魚かわいそう」
シロウオは極めて小さい魚で、海の沿岸部から川の下流に生息し、日本では北海道から九州にかけて広く生息している。調理法は天ぷらや寿司、炊き込みご飯、卵とじなど多彩だが、なかでも美味しい食べ方とされているのが「シロウオの踊り食い」である。
・厨房で新鮮なまま保存
シロウオは絶命すると鮮度が著しく悪くなるので、新鮮なシロウオを入荷できるルートと、厨房で新鮮なまま保存できる環境がないと、シロウオの踊り食いは提供できない。とってもデリケートな料理ともいえる。
・複数の食べ方がある
そもそもシロウオの踊り食いとはどんな料理なのか? 簡単にいえば、生きたままのシロウオに酢醤油をかけ、そのまま丸飲みする食べ方のこと。地域や店によって食べ方が違い、卵黄を入れたり、ワサビを入れたり、生姜を入れたりなど、シロウオの踊り食いにも複数の食べ方がある。
・不快感を露わにする人がいる
しかし、どんな調味料を入れるにせよ、シロウオの踊り食いに対して言われるのが「シロウオがかわいそうだよ」「残酷すぎる」「気持ち悪い」という不快感を露わにした声。
・問題として非常に深刻
気持ち悪い人は食べなければ良いだけだが、「かわいそう」「残酷すぎる」という人は、シロウオの踊り食いが日本から撲滅しない限り不快感は解消されないので、問題として非常に深刻だ。都内に住む佐藤杏璃さん(20歳 / 女子大生)は、以下のように語る。
・女子大生の声
「お魚かわいそうって思います。なにも生きたまま飲まなくても良くないですか? だって食べるまで苦しんでるわけでしょう? お醤油が目に染みて痛いからピチピチって跳ねてるわけですし、あんなに可愛くて小さいのに、かわいそうです。私はシロウオの踊り食いに反対です」
・食べられる店は複数アリ
シロウオの踊り食いが食べられる店は、九州に多いと言われているが、いまは東京でも食べられる店が複数ある。あなたは、そんなシロウオの踊り食いを体験したことはあるだろうか? そして、残酷でかわいそうな料理だと思うだろうか。
もっと詳しく読む: 生きた魚を飲み込む日本の伝統料理「シロウオの踊り食い」は残酷なのか(バズプラス Buzz Plus) http://buzz-plus.com/article/2017/04/26/shirouo-taberu/
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