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日本酒初心者大歓迎! 京の地酒36種が時間制限なしで飲み放題!「KYOTO SAKE GARDEN」【京都】

自由度、高っ!

懐、深っ!

要するに、ほどよく楽しく飲めばOKってことですよね。

納得したところで、3,240円を前払いし、「あとはご自由にどうぞ」という流れです。

この太っ腹なお店を営むのは、店主のryuさん。

バーテンダーやブライダル2次会専門店の店長を経て、現在はご自身でブライダル系のお店を経営されています。

──一見、日本酒とは関係がないように思われますが?

「2年ほど前、本業の関係で京都の『松井酒造』の日本酒セミナーに参加した時にいろんなお酒を飲み比べて『日本酒ってこんなにおいしいんや!』と感激しました。学生時代の、日本酒=適当なものを酔っ払うためにラッパ飲みするものというイメージが根強かったので、衝撃的でしたね」

──学生あるある、ですね。ほんで悪夢のような二日酔いに苦しんで日本酒が苦手な大人になってしまうと。

「そうなんです(笑)。だから、今の学生さんたちにはちゃんとおいしいお酒を飲んでほしいと思ったんです。でもよそで飲むと高いでしょ。学生時代はお金ないでしょ。それでも無理せず飲みに来てもらえるように飲み放題をしようということでこのやり方にしました」

──ありがてぇ~。学生じゃなくなって久しい私にも、優しいシステムでありますよよよ。

「お酒を京都産だけに絞ったのは、京都にもこんなにおいしいお酒がいろいろあるのに、意外と地元の人は知らないし飲んでいない。もっと広めたいと思ったんですよね」

6軒の酒屋さんから仕入れるほか、お客さんに「あそこの酒屋さんにこんなおもろいお酒があった」と聞けば、その1本を目指して走ることもあるのだそう。

ちなみに、なぜ36種類なのかを聞いてみたら

冷蔵庫に入る限界の数だから」とのことです。

そして、お店の規模からしても、回転よくいいペースで一升瓶が空いて適度に入れ替えをするにもこれくらいの数がちょうどいいのだそう。

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ryuさんと交互にお店に立つ岸 雅也さん。もともと祇園でおでんバーを営んでいたそうで、柔らかな物腰が初めてのお客さんも安心させてくれます。シャイなryuさんはお顔出しNGとのこと。でも、とても一升瓶が似合うタイプだとお伝えさせていただきます。

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冷蔵庫の上段は、定番や人気のお酒。

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中段は入れ替わりで登場するお酒がメイン。

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下段は日本酒ベースの果実酒。ロックやソーダ割りで味わえます。もちろんこちらも飲み放題。

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定番でおすすめの3銘柄をあげていただきました。

左から、「蒼空 純米 美山錦」(藤岡酒造)。伏見で若い蔵元さんが造っている人気のお酒。「食事によく合うお酒で、日本酒デビューにぴったりですよ」と岸さん。

「神蔵 七曜 純米無濾過生原酒」(松井酒造)。塗矢さんが日本酒に開眼したきっかけの1本。「米の味がしっかりとして、味わいが豊かなところがすごいと思います」

「澤屋まつもと 守破離 五百万石」(松本酒造)。蔵の息子さんが新たに造っている注目の銘柄。「微発泡で洗練された味わいが完成度高く、初心者からツウの方まで楽しめるかと」とryuさん。

「どれから飲んだらいいかわからーん!」という場合は、まずこの3種類を味わってみて、これを基準に次のお酒を選ぶといいそうですよ。

──しかし、こんなに好き放題できるのはうれしいですが、ベロベロになるお客さんで店が荒れたりしませんか?

「それが、我々も意外なほどにみなさん静かにというか、酔っ払いすぎることなくきれいに楽しまれてます。これまでで最大33杯飲まれた方がいらしたのですが、お見送りしても最後までふらつきもせずまっすぐ歩いて帰られましたよ」

う~ん、見習いたい!

持ち込みのアテに合うお酒を選んでもらおう

店内に用意されているフードは、おでんと缶詰。のみ!

「私も岸さんも自分のバーでおでんを出していたので、『それならお店で作るのはおでんだけにしよか』ということに即決。ほかの料理を作る時間があったら、お客さんとしゃべりたいですもん」とryuさん。たいそう潔いではありませんか。

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