乃木坂46、アンダーメンバーによる東京体育館3daysライブ閉幕
4月20日(木)から22日(土)まで東京体育館にて開催された『乃木坂46アンダーライブ 全国ツアー2017 ~関東シリーズ 東京公演~』が完全燃焼で幕を閉じた。
初日のオープニングでは、満員となった会場に感極まり、最初から涙が止まらない渡辺みり愛。「今回のアンダーメンバーは、乃木坂46史上最少人数の12名で、最弱とも言われる中、この日の為にメンバー一丸となって頑張ってきました。今回のアンダーのセンターとしても引っ張っていきたいと思います!」と力強いMCを披露。
乃木坂46の製品化された楽曲の中で、アンダーメンバーが歌唱するいわゆる“アンダー楽曲”を中心に構成された当公演だが、「ファンタスティック3」というコーナーでは、毎公演3名のメンバーに焦点をあて、その3名がセンターを務めるシングル表題曲を披露し、観客はさらにヒートアップした。「一生懸命に練習した」と渡辺の前置きがあり、本編ラストでは、現在大ヒット中の最新シングル「インフルエンサー」のアンダーメンバーVerで本編終了。そしてアンコールのラストでは、17thシングル「インフルエンサー」のC/W曲で、今回のアンダーメンバー12名が歌唱している「風船は生きている」を披露した。
4月22日(土)夜に行なわれた最終公演では、乃木坂46にかけて4,600個の風船が振り落とされ、さらにダブルアンコールでは「ダンケシェーン」を熱唱して終了すると思いきや、会場内大盛況によりトリプルアンコール「ガールズルール」を披露して、アンダーライブは幕を閉じた。
メンバーの伊藤かりんは、「私は一度も選抜メンバーに選ばれた事がなく、またアンダーメンバーのフォーメーションでも後列(三列目)が多い中、自分を信じて活動してきました。今の乃木坂46は個人で活動できる場も増え、アンダーメンバーであっても活躍出来る場がたくさんある事を実感していて、続けてきて本当に良かったです。」と涙ながらにコメント。
秋元康氏が総合プロデュースする48グループや坂道シリーズの46グループは、毎シングルごとに選抜とアンダーに区分けされる特殊なアイドルグループではあるが、複雑な想いを背に、自分を信じて邁進するアンダーメンバーの姿に、誰しもが心を打たれ、そしてドラマ続きの3日間であった。
メディア露出も多く、世間一般的に認知が高い選抜メンバーに比べると、格下となってしまいがちなアンダーメンバーではあるが、最弱とも言われたアンダーメンバー12名で東京体育館3daysを満員にした事は、乃木坂46の層の厚さを物語っている。“モンスターアイドルグループ”の乃木坂46に、ますます目が離せなくなった。
【セットリスト】
■4月20日(木)
M1:風船は生きている
M2:シークレットグラフィティー
M3:春のメロディー
M4:13日の金曜日
M5:ブランコ
M6:狼に口笛を
M7:自由の彼方
M8:ここにいる理由
M9:生まれたままで
M10:左胸の勇気
M11:扇風機
M12:君は僕と会わない方がよかったのかな
M13:初恋の人を今でも
M14:涙がまだ悲しみだった頃
M15:命は美しい
M16:君の名は希望
M17:走れ!Bicycle
M18:裸足でSummer
M19:別れ際、もっと好きになる
M20:嫉妬の権利
M21:不等号
M22:あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
M23:インフルエンサー
※本編終了
EN1:ロマンスのスタート
EN2:ハウス!
EN3:風船は生きている
■4月21日(金)
※M1~M14とM19~EN3は上記と同じ。
以下4曲のみ変更。
M15:太陽ノック
M16:サヨナラの意味
M17:ハルジオンが咲く頃
M18:ガールズルール
■4月22日(土)昼公演
※M1~M14とM19~EN3は上記と同じ。
以下4曲のみ変更。
M15:気づいたら片想い
M16:何度目の青空か?
M17:おいでシャンプー
M18:夏のFree&Easy
■4月22日(土)夜公演
※M1~M14とM19~EN3は上記と同じ。
以下4曲を変更&ダブルアンコールが追加
M15:制服のマネキン
M16:今、話したい誰かがいる
M17:バレッタ
M18:ぐるぐるカーテン
WEN:ダンケシェーン
TEN:ガールズルール
スキマ時間にどうぞ!

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