【BOATRACE女子】女子王座決定戦まもなく開幕 『BOATRACE』初心者が楽しむポイントは?

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大きな時計の12秒針がいちばん上に来た時点が「よーい、ドン」なんですよ。ここから1秒の間にスタートラインを通過しなさい、というルールです。ボートにはブレーキがありません。ハンドルとアクセルしかないので、勢いをつけるタイミングがすごい難しいんです。なるべく全速力でスタートラインを越えたいので、風や水面の状態を見ながら、今自分がスタートから何秒前でスタートラインから何m前のところにいるからこのタイミングでアクセルをふかせばいい、ということをずーっと考えながら動いているんです。そこが選手のテクニックです。

それは情報として公開されているんですよ。先程紹介しましたレース場で無料配布されている出走表に過去のスタートタイミングの平均が記載されています。「0.01」とか「0.10」とあるのですが、これは秒針が12時を回ってから何秒後にスタートラインを通過しているのかという数字です。非常に微妙な数字なんですが、ボートの距離にしてみると結構違うんです。

スタートを総括するとまずコース取り。なるべく内側を取りたいというコース取りから始まって、次にスタートタイミングのゼロに近いところを目指していかに全速力で通過するか。初心者の方には一番ここが分かりづらいので、いかに最初にスタートラインを越えるかということに、選手がいろいろ努力しているのが分かっていただければよいかなと思います。

女子だけの戦いに注目

『BOATRACE』オフィシャルウェブでも女子王座決定戦をフィーチャー

ガジェ通:女子王座決定戦のお話をうかがいたいのですが、まず『BOATRACE』は男女の選手が一緒に参加できる競技であると。そこで特に女子選手は最近どういう活躍をしているのか教えてください。

小林:ボートレーサー約1500名のうち1割、約150名が女子レーサーなんです。女子だけでレースができるのは公営競技では『BOATRACE』だけで、お客様にも人気です。

『BOATRACE』では女子だけのレースもひんぱんに開催されています。女子王座決定戦はその最高峰のレースで、女子レーサーの中で一番強い人はだれかを決めるレースです。初心者の方は女子レースから入っても面白いかもしれません。150名前後だと意外と名前も覚えやすいと思います。

また、ボートレーサーは最低体重がルールで決められています。男性は50kg、女子は47kg。この体重より軽い選手は鉛の重りをつけて調整してレースを走っています。女子レーサーは体重が軽い分、直線でのスピードが出やすいんです。

52名で競われる女子王座

ガジェ通:女子王座決定戦にエントリーするのは何名の選手なのでしょうか。

小林:52名です。これは基準が決まっていまして、対象期間の勝率がよかった選手、女子リーグで優勝した選手、去年の女子王座に優勝した選手が出場できます。

ガジェ通:どういうスケジュールで勝ち上がっていくのでしょうか。

小林:ことしは2月28日から3月4日までの6日間、多摩川ボートレース場で開催されます。前半の4日間は予選です。5日目が準優勝戦、最終日が優勝戦です。予選の4日間レースで、52名の選手が“着順点”を競います。“着順点”は、1着10点、2着8点と着順によって点数が加算され、最終的には4日間の総得点数を出走回数で割った平均点で52名の順位をつけていくんです。

着順点上位18名は、5日目の準優勝戦3レースに出場することができます。準優勝戦は10レースから12レースです。各レースで2着までに入った選手が最終日の優勝戦12レースに出場することができ、ここで1着を取った選手が「女子王座」を獲得、賞金1000万円を手にすることができます。

ガジェ通:今回の52名の中で注目選手を教えていただきたいのですが。

小林:業界では、若手のボートレーサー約300名の中から基準を設けて『スター候補選手』を選出しています。その最高峰が『全国スター候補選手』。2012年の全国スター候補選手は3名、そのうち2名が女性なんです。その一人である平山智加選手が出場するので注目してほしいですね。同年代の選手を見るのもよいですし、ビジュアルで見るのもよいですし、それぞれの思いいれで見ていただいてよいと思います。

52名いるといろいろなキャラクターがいるので……ビジュアル面で人気があるのは鎌倉涼選手、あとはふたごの池田浩美・明美選手、勝率ダントツなのは45歳の山川美由紀選手、最年長では鵜飼菜穂子選手で52歳。昨年の優勝者である田口節子選手も出場しますし、会場となる多摩川ボートレースが地元の平田さやか選手も注目のひとりです。

ネットで参加できる『BOATRACE』

『TELEBOAT』ウェブサイト

ガジェ通:ネットで舟券を購入できるんですよね。レース中継もネットで見られるんですか?

小林:はい。インターネットバンクに口座があれば、登録してすぐ買えるんですよ。オンライン上の登録画面で申し込めばすぐ、100円から購入できます。これはパソコンだけでなく、スマートフォン、携帯電話などからも投票可能です。ネットバンクを使っている方であれば、全国すべてのレース場の券を買えて払い戻しもすぐにできます。パソコンや電話を通じて舟券を購入していただいているお客さま向けの『TELEBOAT』サイトを開設していますのでぜひ利用してください。

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宮原俊介(編集主幹) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長を務める。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

TwitterID: shnskm

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